前回は

(1)取引相手に約束を守ってもらうため

(2)契約書は、取引のプロットになる

の内容をお知らせしましたが、今回は残りの2つを!!!

書面を交わすことはとても重要ですので是非ご一読を。
双方のビジネスがうまくいく為にも必要かと思います。

 

(3)信用できない相手をスクリーニングできる

とはいえ、契約書を作ろうと言い出すと、相手が嫌な顔をするんじゃないか、とご心配される方も中にはいらっしゃるかと思います。

でも、よく考えてみてください。そういう相手だからこそ、契約書を作っておく必要があるのではないでしょうか。

もし、相手方にとって、約束を守るつもりがあるのであれば、契約書を作ることにデメリットはありません。むしろ、こちらが約束を守らないかもしれないのだから、本来ありがたいはずでしょう。

なのに、嫌な顔をして契約書を作りたがらない理由があるとしたら、いざというとき、書面がないのをいいことに、約束を反故にできるようにしておきたい、と思っている可能性が非常に高いです。

そうだとすれば、むしろ、そういうことを考えている相手だからこそ、契約書を作成しておかないと、約束を反故にされてしまうリスクが高くなってしまいます。

だとすれば、むしろ、約束を書面にしようといって嫌な顔をする相手こそ、取引をするのであればしっかりと書面を作っておかなければ危険だし、それでもなお書面の作成に応じようとしない相手というのは、むしろ、取引をしないほうがいい可能性すらあります。
 

(4)かえって信用が得られる

ところで、上記の逆に、相手方が、もともと約束を守るつもりがあって、契約書を作ったほうがいいと考えていた場合はどうでしょうか。

相手にしてみれば、自分も契約書を作りたいと思っていたのですから、提案が来て、むしろありがたいでしょう。嫌な顔などするはずもありません。

むしろ、相手の立場からすれば、自分から言い出して書面を作るのではなく、向こうから書面を作りましょう、と言ってきたなら、どのように思うでしょうか。

上記で書いたようなことの裏返しのようなことを、あちらも考えていたらどうでしょう。

相手にしてみれば、こちらが、自分から契約書を作ろうと言い出したということは、こちらとしては、契約書を作っても困らない、つまり、ちゃんと約束を守るつもりがあるということを意味します。
だとすれば、相手にとって、こちらが信用できる相手だということを意味することになるので、それ自体、信用を得ることにも結び付いてきます。
そこまで明示的に考えていなくとも、少なくとも私がいろいろな企業や個人の方からお話を伺う限りでは、現在は、取引をするにあたって契約書を作るというのは、業界ごとの違いはあれどだんだん一般的になってきていますし、むしろ、契約書をちゃんと作る=形式的なこともしっかりやっていて、仕事もちゃんとやってくれそう、といった印象を持たれて、プラスになることの方が多くなってきているように思います。

 

どうでしたでしょうか?

書面を交わすということは双方にとっても良いことかとおもいます。

ただ、注意しないといけないのは複写式の書面などは、内容が同じかどうかを確認することが大変重要です。

書面を作成した側が正直優位な内容になっていることがおおいですので、契約書面を交わす前にはどちらにしても

内容をりかいして書面を交わすことが重要ですね!

 

気軽に相談できる法律のプロがいれば安心ですね!

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参考文献:弁護士保険ミカタ
契約書を作成すべき4つの理由より。