マットウースのダブルブレスト・ブレザー | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

「2024年秋冬商品」第1回目の紹介です。

 

今回は、生地コレクションの種類が以外と少ない「マットウース」(平織り)で作製した、永遠の定番アイテムネイビーブレザーの紹介です。

 

今年は例年の倍の“ゲリラ豪雨”が各地で多発して、昨日は都心でも“特別大雨警報”が発令され帰宅時間が大荒れとなり、本日22日は24節気の“処暑”ですが、昨年と同様で8月下旬とは思えない暑さで、東京都心では猛暑日にはならないものの湿度が高く、不快な蒸し暑さが続いていて、長期予報でも厳しい残暑が続きそうで、暑がりで異常な汗かきの私は9月に入ったら、着るのを止めようと思っていた麻シャツを当分の間は手放せそうもなく、それに伴い羽織るものも秋物へと移行できずに悩んでいるところです。

 

このブレザーをお借りした方は、昨年の秋冬シーズンに「フランネルのダブルブレスト・ブレザーと、「グレンチェックのジャケット」を協力していただいていて、その時にも書いていますが、2020年の5月にコットンギャバジンの「ライダーコート」を作られてからのお付き合いで、その後、体型が安定してきたのに伴って、弊店TENJINYAMA”のメインアイテムのスーツを店頭現物限りの“お値打ち価格”もきっかけとなりハイペースで加えていただき、ビジネスで使えるスーツがだいぶ揃ってきたところで、一昨年の夏からはジャケットへと進んでいただき、“セパレートスタイル”ではド定番アイテムのネイビーブレザーから揃え始め、その後、シーズン毎にお好きな柄「グレンチャック」「ウインドウペイン」のジャケットを、スーツと同様にハイペースで揃えられながら、既に作るものが無くなってきている中で、今まで作っていなかった今シーズン新着の「マットウース」に出会い加えていただくことになりました。

 

この素材は、英国生地の聖地ハダースフィールドを代表する、高級生地の生産に定評がある名門ミル“TAYLOR & LODGE”社の、しっかりと目の詰まった重さ420gの昔ながらの「マットウース」で、永遠の定番アイテムネイビーブレザーではお馴染みの「フランネル」「サージ」素材とはひと味違う、気分を高めてくれる優れものの素材ではないでしょうか。

 

モデルは、クラシックなムード漂う「NCRC」(オールド・カラチェニ)を使い、この方がイタリアで購入されたメタル釦を付けてダブルブレスト6ツ釦2ツ掛け、チェンジポケット付けてサイドベンツにしています。

 

今回のコーディネイトは、ストライプのラウンドタブカラー・クレリックシャツに、天神山オリジナル”で別注した三本線ストライプのレップタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフをパフで飾り、厚手サージのスラックスを合わせ、靴は天神山オリジナル”で作製した濃茶スエードのタッセルスリップオンで決まりですね。

 

11年前に私自身が念願かなって作った「マットウースのブレザーマットウースのブレザー | 天神山メンズスタイル (ameblo.jp)を紹介していて、ここ何年か作りたい病が悪化してジャケットを増やしつつも、ネイビーブレザーは作っていなかったので今シーズンは久しぶりに活躍させたいと思っているところです。

 

 

下の写真の生地は、7月末にちょこっと紹介して好評をいただきながらオーダーもスタートした、今シーズン一押しの「エスコリアル」コレクションのブックが到着しましたので、改めて紹介させていただきます。

 

「エスコリアル」は、中世の北アフリカ・モロッコ南部の丘陵地帯が原産のミニチュアシープで、16世紀のスペイン・エスコリアル宮殿で飼育され、王侯のみが着用を許された貴重な生地で、その後、絶滅の危機から奇跡のように復活を果たし、現在でも飼育量が少なくカシミヤの1%と言われ、英国のエスコリアル協会が全ての原料を管理していて、英国の老舗ミルのみ生産が許されるなど、入手困難な希少性の高い素材で、カシミヤ並みに柔らかいのにハリとコシがあり、しかも弾力性がバツグンで皺になり難いのが特徴と言われているので、実用も含め大人のムード漂う超高級素材です。

 

前回も書きましたが、ジャケット素材8柄、スーツ素材11柄、コート素材3柄をお値打ち価格”のにてご提供いたしますので、是非この機会に超高級素材を試されてみてはいかがですか。

 

 

 

<洋服のお直し&リフォームサービスのお知らせ>

2021年6月より弊店TENJINYAMA”の3Fに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。

 

 

 

<店舗のご案内>

店舗住所:〒140-0004 東京都品川区南品川 5-8-21 

電話番号:03-6228-7321 

FAX:03-5479-8077 

メールアドレス:tenjinyama@kogaya.co.jp

HP:http://www.tenjinyama.jp/

定休日:日曜日・月曜日・祝日

営業時間:10:00~18:00

※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。

 ご来店の際は、前日までにご予約いただけると助かります。

 

8月25日(日)、26日(月)、9月1日(日)、2日(月)、8日(日)、9日(月)、15日(日)、16日(月、祝)、22日(日)、23日(月、祝)、29日(日)、30日(月)はお休みさせていただきます。

 

 

※最寄駅は京急青物横丁より徒歩2分、JR大井町より徒歩10分です。

京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、突き当りの左階段を降りて、20mで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物TENJINYAMA”到着

 JR大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に20mほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を進み下りかけた、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 

※建物脇に駐車場もございます。

お車でのお越しは、横浜方面から第一京浜(国道15号線)の青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、細い道を直進してまもなく右手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 東京方面から第一京浜(国道15号線)の品川駅を越え蒲田方面に進み、山手通りを越えて信号1個目の「南品川4丁目」の交差点を右折、道なりに進み信号2個目の「南品川5丁目西」で左折、すぐの細い道を右折、道なりに250mほど進んだ左手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着