今回は、冬シーズンには欠かせないド定番素材「グレーフランネル」で作製したダブルブレストのスリーピース・スーツの紹介です。
先週に引き続き今週のスタートから3日連続の真夏日となり、10月とは思えない異常な陽気が続いていて、通勤時に周りの服装を見ても半袖が大半で、私自身も「メッシュ」や「ウール&リネン」素材の夏用ジャケットから抜け出せず、ネクタイも締めれずと、なかなか秋の装いへと移行できませんが、最近の季節の変わりめ10日を超える来週は平年の気温に戻りそうなので、10月だけ活躍が期待される「シャークスキン」の出番が迫ってきています。
このスリーピースをお借りした方は、弊店“TENJINYAMA”のオープン当初の2004年の10月からの長いお付き合いで、“天神山”のモデルの中で一番特徴のある「CRCS」(カラチェニ)を好んで作られていて、更にはダブルブレストと上級クラスを数多く試されている中で、7月に開催した“早期受注キャンペーン”にて、なぜかお持ちでなかった「グレーフランネル」を加えていただくことになりました。
この素材は、“天神山”とは昔から相性の良い、高品質の生地を維持し続けているイタリア屈指の生地メーカー“CARLO BARBERA”社の、得意分野と言える昔ながらの目付のある「紡毛フランネル」で、“バルベラ”ならではのしっとりとした質感はなんとも言えず、“天神山流”で提案し続けているクラシックでエレガントな冬の“正統派スタイルの着こなし”には欠かせない優れものンの素材ではないでしょうか。
モデルは、この方のお気に入り「CRCS」(カラチェニ)を使い、ダブルブレスト6ツ釦2ツ掛け、スラッシュポケットのノーベントにして、“白井さん流”にウエストコートを加え、トラウザースはリバースの2プリーツ、サイドアジャスター脇・尾錠付きで、サスペンダー釦を付けて、弊社親会社の職人による釦ホールを「手穴仕上げ」にしています。
今回のコーディネイトは、ロンドンストライプのクレリック・ワイドカラーシャツに、しつこく新着“Petronius”社の大柄ペーズリーのプリントタイを締めて、水玉+パイピングのポケットチーフを華やかに飾り、靴は“天神山オリジナル”で作製した表革ワインカラーのクオーターブローグで決まりですね。
下の写真のジャケット生地は、弊社親会社(生地商)の在庫から見つけ新たに加わった“デットストック生地”で、カシミア100%の「ウインドウペイン」やトロフェオの「千鳥格子」、更にはツイードの「ホームスパン」や「ヘリンボーン」など、“お値打ち価格”で加わりましたので、現在開催中の“オーダーフェア”と共に今シーズンの1着を加えられてはと思っています。
<新店舗のご案内>
※昨年9月に12年間過ごした銀座より品川へ移転しましたのでご案内させていただきます。
新店舗住所:〒140-0004 東京都品川区南品川 5-8-21
電話番号&FAX:03-6228-7321 *今までと同じで変更ありません
定休日:日曜、祝日 *今までと同じで変更ありません
営業時間:10:00~18:30
※相変わらず私1人ですので、ご来店日時をご連絡いただけると助かります。
10月6日(日)、13日(日)、14日(月、祭)、20日(日)、22日(火、祭)、27日(日)をお休みさせていただきます。
※最寄駅は京急青物横丁より徒歩3分、JR大井町より徒歩10分です。
京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、左階段を降りて、20mで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着
JR大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に20mほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を下り、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着
※建物脇に駐車場もございます。
お車でのお越しは、横浜方面から青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、直進してまもなく右手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着
弊店“TENJINYAMA”のHPが一昨年11月半ばに新しくなりましたのでお知らせいたします。
アドレスは今までと同じです。(http://www.tenjinyama.jp/)
今後は、大阪店と共によろしくお願いいたします。