今回は、シルクネップ入りの「ホームスパン」素材で作製したスーツの紹介です。
一雨ごとに寒さが増し東京都内でも紅葉がどんどん進み、今週末は冬将軍の到来で更に冷え込みそうで、朝の通勤時の気温が10度を下回ると「オーバーコート」の出番となり、準備を急がねばと思いつつ、まずは「ローデンコート」と「ライダーコート」からスタートさせ、身も心も温まる冬の“正統派スタイルの着こなし”の始まりです。
このスーツをお借りした方は、昨年のちょうど同じ時期にこれまた同じ「ホームスパンのスーツ」をお借りしていて、その時にも書いていますが、6年前から毎シーズン“お値打ち価格”の生地を中心にハイペースで加えていかれ、ビジネス用のスーツがだいぶ揃ってきている中で、昨年より今まで作られていなかったカジュアルシーンを意識して、今回はこの「ホームスパンのスーツ」と「ガンクラブチェックのジャケット」を加えていただくことになりました。
この素材は、英国王室に愛好され確固たる地位を確立させた、スコットランドの名門ミル“Reid & Taylor”社の、ウール71%、シルク27%、カシミア2%混紡で少し軽めの「ホームスパン」は、夏以外の3シーズンにビジネスは勿論カジュアルシーンでの、色々なコーディネイトを楽しめる優れものの素材ではないでしょうか。
モデルは、弊店“TENJINYAMA”では一番スタンダードな「RESZ」(ローマンイングリッシュ)を使い、この方のスタイルになっているクラシックにシングル・ピークドラペルの3ツ釦段返り、スラントチェンジポケットを付きのサイドベンツにして、スラックスは初めて試していただくリバースの2プリーツです。
今回のコーディネイトは、白いオックスフォードのボタンダウンシャツに、“Petronius”社の大柄チェックのウールタイを締めて、ウール&シルクのペーズリーのポケットチーフを華やかに飾り、インナーに前開きのニットベストを加え、靴は“天神山オリジナル”で作製したスエード・セミブローグで決まりですね。
この“デットストック生地”は残り1着分となりましたが、他にネイビーやグレーのストライプのビジネス用や、ツイードヘリンボーンのジャケット等々、現物限りの“お値打ち価格”で多数ご用意していますので、まだ間に合う冬シーズンに向けて加えてみてはいかがですか。
弊店“TENJINYAMA”のHPが更新できない為、2013年に移転した銀座2丁目の住所と休業日のお知らせをこちらでさせていただきます。
〒104-0061 東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビルディング4F
(銀座並木通り2丁目の角のビルで1Fの“J.FERRY MEN”が目印です)
TEL 03-6228-7322
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