秋雨前線が停滞していてスッキリしない天気が続いている中、やっと平年の気温に戻り蒸し暑い残暑から初秋へと移行してくれそうで、暑がりで異常な汗かきの私もやっと昨日から「シャークスキン」のスーツを着始め、来週の“お彼岸”には夏素材の「メッシュ」や「三者混」のジャケットから、秋素材の「スパンカシミア」や「マットウース」のブレザーへと入れ替えをして、４か月ぶりのビシッとタイドアップ・スタイルでの通勤をしていけたらと思っているところです。
このジャケットは、弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”の親会社の服好きの方が今シーズンの１着に選んだもので、前シーズンの春に紹介している“Ｃ．ＢＡＲＢＥＲＥ”社の貴重な「デットストック」生地が復活したのに伴って、その時に取り置いていたもので秋口用にと作製していただきました。
この素材は、弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”と昔から相性の良い、高品質の生地を維持し続けているイタリア屈指の生地メーカー“ＣＡＲＬＯ ＢＡＲＢＥＲＡ”社の、カシミア７０％＆シルク３０％混紡で、綾目がハッキリしていてしっとりとした質感の２９０ｇの重さは、ちょっと贅沢な気分を味わいながら、まずは秋口一番から冬はニットベストをインナーに着て、まだ寒さの残る春先まで、色々なコーディネイトを楽しめる優れものの素材ではないでしょうか。
モデルは、クラシックテイストの「ＳＭＪ」（ニューカラチェニ）を使い、シングル３ツ釦段返り、３パッチポケットのサイドベンツニして、春先までの活用を意識して“アンコンストラクション仕様”（肩パット、裏地ナシ）で、総片返しにコバと７ｍｍのダブルステッチを施しました。
今回のコーディネイトは、白抜きストライプのワイドカラーシャツに、今シーズンの新着“Ｐｅｔｒｏｎｉｕｓ”社の大柄チェックのウールタイを締めて、“ＤＲＡＥＫＳ”社のウール＆シルクのポケットチーフを華やかに飾り、中肉のサージ素材のグレースラックスを合わせ、靴は軽快に“天神山オリジナル”で作製したスエード・ローファーで決まりですね。
弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”が冬シーズンになると「フランネル」素材と共にしつこく提案し続けている、「ツイード」素材の“Ｈａｒｒｉｓ Ｔｗｅｅｄ”と“ｉｒｉｓｈ Ｄｏｎｅｇａｌｓ”の新着コレクションが先週届き、すべてのおすすめ素材が揃い“２０１６年秋冬オーダーフェア”も活気が出てきていますので、“天神山”ならではの拘りコレクションを見ていただければと思っています。
弊店“ＴＥＮＪＩＮＹＡＭＡ”のＨＰが更新できない為、２０１３年３月に移転した銀座２丁目の住所と休業日のお知らせをこちらでさせていただきます。
〒１０４－００６１ 東京都中央区銀座２－４－１ 銀楽ビルディング４Ｆ
（銀座並木通り２丁目の角のビルで１Ｆの“Ｊ．ＦＥＲＲＹ ＭＥＮ”が目印です）
ＴＥＬ ０３－６２２８－７３２２
定休日 日曜日、祝日
営業時間 １０：３０ ～ １９：００ ＊土曜日は１８：３０
９月１８日（日）、１９日（月、祭）、２２日（木、祭）、２５日（日）をお休みさせていただきます。