アンティーク時計 | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

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今回は、昨年秋から展開し始めた「アンティーク時計」の紹介です。

先週の夏期休暇で気持ちと身体をリフレッシュさせて、今週から店内を徐々に秋冬へと移行させているにも拘らず厳しい残暑が続いていて、何時になったら涼しくなってくれるのか不安を感じながら、8月末までは真夏用のシアサッカーやコードレーンと麻シャツを活用しながら暑さを凌いで、9月に突入したら秋のムードを先取りしたいと思いつつも、暑がりで異常な汗かきの私は当分の間はネクタイも締めれない状態が続きそうで、「シャークスキン」のスリーピース・スーツは何時になったら着れるかなあ、と思いにふけっているところです。

この時計を提供してくださった方は、弊社「天神山」が某有名百貨店で展開していた時に買われたブレザーがきっかけになり、弊店「TENJINYAMA」が汐留から銀座に移った2006年からのお付き合いで、ご職業が時計関係と言うこともあり、今まで「アンティーク時計」のことについてにいろいろ伺っているうちに、トータルで提案しているこだわりの「正統派スタイル」に加えたくなり、他のお客様からの要望もあり、初級者向けのお手頃な価格帯を中心に揃えてもらい販売をお手伝いすることになりました。

現在9本のうち、「OMEGA」社の1950年代後半から60年代半ばぐらいまでの「CONSTELLETION」「SEAMASTER」が8本と、「SEIKO」社の今は無きブランドの「LORD MARVEL」が1本で、オメガ社を中心に展開している理由は、現在でも部品を作っているのと他のメーカーに比べメンテナンスがしやすいとのことで、全てこの方がオーバーホールをしての補償付きです。

前にも書きましたが、実を言うと歳をとるのと共に最近横着をしてずーっと使っていなかった私の壊れていた時計をこの方に直してもらったのがきっかけで、昨年の秋からシャツの袖上に付ける(下の写真)のをやっと復活させましたが、「アンティーク時計」は特に最近のと比べ防水性が落ちるので湿度の高い日本の梅雨時期から夏の時期は避けるように言われている中で、異常な汗かきで湿度の高い私は長袖の麻シャツの袖上に毎日付けながら試している最中です。

弊店「TENJINYAMA」の希望を受け入れていただき、一番使い勝手が良いと思われる10万円前後の価格設定のものを中心に用意してもらい展開していますが、この時代のアンティーク時計はそれぞれ微妙にデザインが異なり同じ物に出会えないと言うこともありオークションや店頭で買われた方が手放さないケースが多いらしく、近年は出回る点数が減少しているのと伴って価格の高騰傾向にあるとのことで、「天神山流」でしつこくおすすめしているトータルでの提案にはこの内容でこの価格帯は、エレガントなムード漂う「正統派の着こなし」をバージョンアップさせる為には相応しいアイテムではないでしょうか。

新着生地も続々と到着して店頭の生地の入れ替えも終わり本格的に秋冬シーズンをスタートさせましたので、今シーズンおすすめの「ギャバジン」「フランネル」素材と共にご覧になられてはいかがですか。