選挙の投票率が年々低下している。
選挙というのは候補者の是非を問うているのだが、投票率が低下しているということは、制度そのものに対して、人々が否定の意思を表明している、という解釈も可能だろう。
つまり、いまの日本に住む有権者たちは、心の底では、もはや議会制民主主義を支持していない、という恐ろしい現実に私たちは直面しているのかもしれない。
さらに恐ろしいのは、もしそうだとすると、議会制民主主義に対する代案が必要なのだが、それは全く用意されていないどころか、議論もされていない。
もう、浸水が激しく船が沈みそうなのに、誰もそれに気づいていない、という状況になっていないか?
意識の成長・発達が進んで「実存的変容」を超えると、自己顕示欲がなくなるので、選挙には立候補しなくなる。つまり、立候補した候補者は全員「実存的変容」を超えていない。
「実存的変容」を超えた有権者は、自己顕示欲の強い候補者に投票したいとは思わないだろう。
いまの日本社会が、そこまで来ているかどうかはわからぬが、人々の意識が進化すれば、いずれ議会制民主主義が破綻することは、理論的に明らかなのだ。
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2025/12/3 投票率低下は何を語るのか──“実存的変容”と民主主義のゆくえ