2018年9月12日。
ごく普通の朝を迎え、家内も仕事に出かけていく。
正午前ある新聞社から電話。
先日投稿した文章を明日の朝刊に載せる旨の連絡をもらい、お!また載るのかい、などと思いながらトイレに行き、用便を済ませた時、突然胸に激しい痛みが。
痛みはますます激しく、そして胸だけでなく頭と腕を除く上半身全体に広がっていく。
これは心筋梗塞に違いない!頭をよぎる。
痛い!苦しい!ベッドの上でのたうち回る。一体何が起きているのだ?
なんとか電話はできる。家内にだけは連絡しなければ・・・
痛みは下腹部にも、痛い!とにかく痛い!
心臓だけではないかも。胸も腹も背中も痛い。
やっとの思いで家内に電話すると「救急車を呼んで!」
でもなんとか我慢しよう、時間が経てば治る、しかし痛い。
我々の世代はどうしても救急車を呼ぶことを躊躇する。
なんとかなるだろう、近所の手前もある、もう少し様子をみよう。
痛みの中での結論がそれだった。
これが大動脈解離だったことは後から判ったのだが、その時は想像もしなかった、できなかった。(其の一 終わり)