見た。生後52日の娘を看つつ。



世界の見え方は人によって違う。
そしてその人の「時」によっても違う、
気がする。


例えば青空、雨空、曇り空。

それら全てが同じ空であるように、
人にもいろんな「時」がある。
笑ってることもあれば、泣いてるときもあって
憤りを感じることもある。

世界がいつまでも続けば良いと思うときもあれば、
世界が明日なくなってしまえばいいと思うときがある。
それが人間で、それが人間らしさな気がする。


心は変わる。悪い意味でも良い意味でも。



映画を観て、思い出したのは
大学生の私だった。

叫んでパニックを起こす琴子に、
大丈夫だから、大丈夫だからと抱きしめる作家田中は、
私と当時の彼をリンクさせた。

生きずらくて、
ただ存在することが辛かったあの時。
もがき苦しむ私を力ずくでこの世にいさせようとした元彼。

あの時なにが私を生きずらくさせていたのか、
抜け出しつつある今でもよくわからない。

衝動のように苦しくて。
どんな世界も私のフィルターで暗くした。


あの時を思い出した。
琴子を見て、あの時の私はもがいてたんだと思う。

世の中であまり目に見えない。
世に露にならない部分。

人がもがく姿。叫んだり、泣いたり、負と称される部分。

その部分は、無くさなくてはいけない部分ではない。

それを思った。

COCCOはやっぱりすごいな。





自分の気持ちを我慢して世の中に合わせる事も難しいけども
誰も傷つけないようにしながら、
自分の気持ちを自分の中で大切にすることも難しいね。