かれこれ25年近く、現クロマニヨンズの真島昌利さんがデビュー前に結成していたバンド、THE BREAKERSを追っている。
THE BREAKERSは1985年、レコードデビューを目前に幾多の伝説を残して解散した。
レコードデビュー前なので、アルバムはもちろんシングルもない。
しかしながらその楽曲やパフォーマンスは解散から40年近くたった今でも
「THE BREAKERSってすごかったんだよ!」と語り草になっている。
当時のライブシーンで録音されたカセットテープが未だに現存していて
時に縁が縁をつないで巡り合うことができる。
そんなテープが恐らく40本近く。
新しいテープを聴くたびに感動や充実感に満たされると同時に
「また新しいのが聴きたい」という欲望が出てきてしまう。
そんな欲望の螺旋に時折「いつまでこんなことをするのだろう」
と思うことがある。
サブスクやデータのやり取りで2000年代初頭に比べて恐ろしいほど
簡単に音楽が現れては消えていく。
いつかその螺旋を抜けなければと思うのだけれど
意外とそのいつかは近いのかもしれない。