TENDESIGNの住宅、店舗設計

TENDESIGNの住宅、店舗設計

熊本にて、新住協の会員で本物の高気密、高断熱、耐震を広げるべく奮闘している設計事務所テンデザインのブログ

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皆様お久しぶりです!!

年もあけ2017年。明けましておめでとうございます!!新年を迎えましたね爆  笑

去年はずっと地震の影響に振り回されてきた熊本でしたが、おかげ様で街中はだいぶ活気を取り戻してきました音譜

 

去年は年明けから福岡・大分と出張続き、その後地震が起きて市内の復旧工事と慌ただしかった一年となりました。

現場も職人さんが足りなかったり、資材が足りなかったりとスムーズに進行しないこともありましたが、一つ一つの現場を丁寧にかつ慎重に作業させてもらいました。

そんな中、普段出会う事が出来ない方々とも沢山出会う事ができました。

県外の職人さんや資材屋さん、新たなオーナー様や、そのオーナー様からご紹介していただいたお客様など。

地震という逆境の中、前を向き前進していく皆さんと出会い、我々テンデザインも少しでもそういう方のお役に立とうと精一杯頑張らせていただいた一年となりました。

 

2017年、新しい年は始まりました。

過去に起きた出来事は変える事ができません。過去を振り返るのではなく、そこで得た教訓を糧にどう前進していけるかが人を強くする・・・

そんな想いでテンデザインは今年も突っ走って行きたいと思っております!爆  笑

お久しぶりです。
熊本地震後、全国各地で大きな地震が続いておりますが、皆様お怪我などされずにお元気でしょうか?

最近のテンデザインは、熊本地震の復興工事で熊本内を行ったり来たりしております。
熊本地震の影響は大きく各地で復興の工事を待つ方々であふれかえっております。

解体や立て直し、補修工事や補強工事など街の中を車で走ればあちらこちらに足場がかかっているのを見かけます。

しかしながら熊本の復興工事は思うように進んでおりません。いろいろな理由があるのでしょうが、一つは職人不足。県内の職人さんはどの職種の方に話を聞いても休む暇もないとの事。
予定も数ヶ月先まで決まっていてお客様には待っていただいてる業者さんがほとんどでした。

もちろん県外から職人さんをよんで対応もしており、市内では県外ナンバーの工事車両もまだまだ見かけます。

しかし県外から職人さんを呼ぶとそれだけ経費もかかりお客様が負担する経費も必然的にあがってしまう。
お客様の負担が上がらないように各業者間で努力し経費を落としていても、やはり絶対経費はあがってしまいます。
そのせいで解体したいけど解体ができない!や、補強工事をしたいけど難しい・・というお客様もいらっしゃいます。
大手の解体業者に頼んでも、一般のお客様だと年内は難しいという回答をもらった方もいらっしゃいました。

まだまだ地震の爪痕を残す熊本・・・テンデザインはこれまでにお付き合いがあるお客様含め、これから出会う新しいお客様のためにも精一杯努力していきます。
お久しぶりです、熊本の皆さんお怪我などなくご無事でしょうか?
今回の地震で熊本はかなりの大被害を受けましたしょぼん
熊本のシンボルでもある熊本城も見るも無惨な姿に・・・
私の家も本棚が倒れたりタンスが倒れてきたりして凄い事になりました。

未だ余震の続く中、お世話になったお客様の被害状況を確認するためにお客様一人一人に電話をしたり現場確認をしにいったりとスタッフもフル回転で回っておりますが、我々の事務所も資料やパソコン等の破損などの被害を受けており、とりあえず皆様の応急処置をするのが精一杯です叫び

テレビでも倒壊した民家などの映像が多数流れていますが、やはり建築法が改正される前の古い建物が多くやられているようです。
比較的新しく建てられた住宅でも度重なる地震の影響で建物の耐久が弱ってきており、倒壊や半壊の危険性が叫ばれています。
やはり地震が多い日本では耐震工法だけでは地震対策としては不十分なんですね。
耐震+免震耐震+制震などで住宅の強度を上げる必要があります。
耐震?免震?制震?聞いた事あるけどよくわからないって方にざっくり説明すると。

耐震工法とは、筋交いや面材によって強度を高めて、地震の力に耐える方法です。

免震工法とは、ベアリングや積層ゴムを建物の下に設置し免震層を作り、地震の力を直接建物にあたえないようにする工法(ゴムの層の上に建物が乗っていて地震が来ても地面とゴムだけ揺れて建物が揺れないようなイメージ)

制震工法とは、エネルギー吸収体を住宅に配置することで建物の揺れ幅を抑える工法で、超高層ビルや橋にも採用されている、最新の揺れ防止技術です。

テンデザインでは制震工法を採用しており【制震テープ】で家をまるごとダンパーにしてしまいます。
イメージしにくいかもしれませんが、この制震テープで家全体をぐるぐる巻きにして地震の揺れる力を熱力に変換し建物の揺れを軽減させます。
実際にうちのスタッフの家は制震住宅で、東区に住んでいながら今回の地震でもたいした被害をうけていませんでした。ショック!

熊本は地震の少ない地域ではありますが、今回の地震で皆さんも知ったように断層はしっかりと熊本を横切るように走っています。1回の大きな地震でコレだけの被害が出るのですから、今後住宅を検討されている方は耐震工法だけではなく免震工法や制震工法などと組みあわせてあるか?などを気にしながら住宅を選ぶようにしてください。