④ エイブラハム「引き寄せの法則」

原文比較 誤訳

「節目ごとの意図確認」

という言葉について

 

節目:竹や木材の節のある所。

   :turning point

 

原書は「Segment Intending」です。

segment:部分、区分

intend:意図する、

    ・・・するつもりである

    目的(計画)を持つ

 

「節目」と言われると、

人生の節目とは言いますが、

日本語版にあるような

「一日のうちにもたくさんの節目があり」

とは言わないと思います。

 

segmentで辞書を引いても、

節目とは出ません。

部分で良いと思います。

一日のうちの部分部分というのであれば、

よくわかります。

 

「部分ごとに意図する・目的を持つ」

というようなイメージだと思います。

 

「確認」については、後に

identifying what it is you want in this segment

という文が出てきますので、

恐らくここから来ているのではないかと。

 

ただ法則の名前として

「節目ごとの意図確認」は、

私にはよくわかりませんでした。

 

「節目」に違和感がありますし、

「意図確認」もよくわかりません。

 

普通に「部分ごとに目的を持つ」と思い、

英語で「Segment Intending」

という法則だと

そのまま覚えてしまった方が

わかりやすいと思います。

 

初めから日本版に注釈をつけて、

原文ではこう書いてある、

と載せてくれたら

わかりやすかったと思います。