立春歌舞伎特別公演
2月11日(火、祝) 夜の部
会場:大阪松竹座
開演 4時15分~終演 8時35分
観覧場所 7連中央下手
①義経千本桜 序幕 4:15~5:20
幕間 20分
②義経千本桜 二幕目 5:40〰6:40
幕間 30分
③義経千本桜 大詰 7:10〰8:35
あらすじ
2/6 に同じ
①義経(扇雀)は、兄頼朝から、謀叛の疑いをかけられる。
初音の鼓を左大将藤原朝方から渡され、鼓を打て、つまり頼朝を討てとの院宣は、朝廷方の企み。
鼓を打たなければ、大丈夫と鼓を受け取る。
しかし、頼朝からの使者がやってきて責められ、郷の君(團子)は義経の疑いを晴らす為自害。
そして、義経は都落ちへと。
②静御前(壱太郎)と忠信(虎之介)は、義経を追い吉野山へ。
忠信の姿を見失った静御前は、鼓を打つと、忠信が姿を現し、旅を続ける。
③川蓮法眼に身を寄せる義経を尋ね忠信が参上。
そこに、静御前が忠信とやってくる。
この忠信は、狐の子で、初音の鼓に両親の皮が使われている為、親を慕って忠信に姿を変えていた。
心を打たれた義経は、鼓を狐に授ける。
喜んだ狐は、鎌倉方に味方する悪僧を狐の通力で打ち負かし、自らの古巣に帰る。
感想
①6日に観て、2回目。
前回、團子ちゃん、夫の義経の為に自害する様、可哀想で泣けた
が、今回は更に可哀想で、繊細な声が気品があって素晴らしい
何故かと思ったら、浄瑠璃さんの音に同期しているからと判った
これこそが、歌舞伎の醍醐味
②前回は、上手側だったが、今回は、下手側で、花道横。
源平合戦の踊りで、10分余のソロの時、扇子を回し投げて受け取りに失敗し、舞台上に落ちた
さっと、拾いました(笑)
更に、虎ちゃん被っていた編笠を投げ、鴈治郎さんが受け取りに失敗
前回は、両方とも大成功
簡単にしてたけど、難しいのね、やっぱり。
しかし、そういうのも含めて、生のステージ
なんか、見ている方も、ビクッとしてリアルが素敵
そして、ラスト、悪者を退治する為、花道の入口あたりで、狐に変身
悪者達が、花道で邪魔をする踊りの時、介添の方々が、草履を脱がせ、上着を脱がせると、白い着物姿
髪は、武士の髷を外し、ザンバラ髪に。
前髪が、顔にかかり、水も滴る美しさ
そして、白の上着を介添の方が上に持ち上げ
睨みを効かせて、怖くて迫力あり
見栄を切り、花道を狐のようにぴょんぴょんと、花道奥へ
いや〰素晴らしい
観客、ヤンヤヤンヤの大喝采👏👏👏👏👏
今回、下手側で大迫力の花道が見れた
③虎ちゃんは、義経の従者の駿河次郎、團子ちゃんは、赤っ面の亀井六郎。
團子ちゃん21才、虎ちゃん27才。
團子ちゃんまだ若いし、高身長の為か、虎ちゃんに比べて、腰がちょっと高く安定感がないような?
獅童さん、子狐の動きが激しくなると、ちょっと浄瑠璃さんに遅れる感
公式サイト
劇場入口
自席から
幕間弁当は、すし万の押し寿司
終演後、イスラムの女性、着物姿に被り物
色合わせバッチリ👍
3月南座、虎ちゃん「伊勢音頭恋寝刃」人殺役
勘九郎さん、幸四郎さんもされた演目
血しぶきが飛んで、怖い
20代では、初らしい
虎ちゃんの立ち姿、恵ちゃんの曽根崎心中思い出した
首が長く、姿良し

