吉例顔見世興行(歌舞伎)
12月8日(木)
会場: 京都南座
座席: 5列16番
 
(第一部)  
①義経千本桜(すし屋) 10:30~12:05
幕間 30 分
②龍虎   12:35~12:55
 
あらすじ
①すし屋の主人弥左衛門は、旧恩ある平重盛の子息・維盛(中村隼人)を奉公人の弥助として匿っている。
勘当息子、いがみの権太(中村獅道)は、弥助の素性を知り、褒美欲しさに訴人しようとするところへ、源頼朝の重臣・梶原景時が訪れ、維盛の首を差し出すよう弥左衛門に命じます。
権太が維盛の首とその妻子を突き出すと、怒った弥左衛門は思わず権太を刺す。
しかし、その首は、維盛の家臣のもので、妻子は権太の妻子。
親子の情と一家の哀切を描く、義太夫狂言の名作。
 
②龍虎(りゅうこ)…舞踏
険しい巌の上に天の王者である龍(中村扇雀)と、地の覇者である虎(中村虎之介)が姿を現す。
二頭の聖獣は互いに毛を振りたてて勇ましい戦いを繰り広げるが、勝敗は決することなく、龍は天に昇り虎は洞窟へと去る。

迫力ある音楽で展開される、趣向に富んだ勇壮な舞踊。

 
感想
①涙、涙の幕引きのはずが、思わず最後寝てたガーン
権太が何故、自らの妻子を差し出したのか?
親の意をくんでの事と思うが、勘当された権太が何故改心したのかの顛末が弱く、共感できないからかも。
妹のお里(中村壱太郎)が弥助への恋慕が可愛く、中村隼人さん綺麗キラキラ
隣の人も寝てたガーン
 
②感動した!
虎ちゃん、飛んだり跳ねたり、扇雀さんカバーしながら大活躍炎
最初は、白塗りで、その後隈取、そして白塗りと変化。
衣裳も、白っぽい衣裳から、派手な柄の衣装に、最後は引き抜きで、また

白っぽい衣裳。

二人の毛振り、迫力あり上矢印上矢印

虎ちゃん、伴奏を煽るようにリズム感がスゴイ!

いやあ、豪快、神がかり、隈取の虎ちゃん、見えを切る姿カッコ良すぎ飛び出すハート

これぞ、外連味溢れる歌舞伎の醍醐味!

最後、ちょっと儚げな目線で、扇雀さんを見上げ、幕が下りた。

その儚さが色っぽく麗しいラブ

 

その他
受付の扇雀さんの番頭さんとお話し。
私は、開口一番「素晴らしかったです!
番頭さん、「本当は、この舞踏は30代が良いのだけれど、扇雀さんが寅年の虎ちゃんと今年したいという事で」と。
虎ちゃんが、足先をチョコチョコと細かく動かして、本当に動物見たいというと、随分、研究しているとの事。
ところで、来年の1月、歌舞伎座で虎ちゃんも出るのだけれど、女形もあるし、見たいのだけれど、足が悪いので・・・とお断りした。
夏から秋へと、ちょっと遠征続きで、なかなか足指の関節の痛みが取れないので、来年はしばらく遠征は控えることにした。
旅行に行くと、ついつい歩き回ってしまうのでショボーン
 
南座
今日は、宮川町の芸舞妓さんたち
花街総見と言って、芸舞妓さんが勉強のために歌舞伎を観覧
会場内
芸舞妓さんが、左右の桟敷席に、上手側桟敷
下手側桟敷
時間表
終わってから、八坂さんだけお参り
にしんそばの総本家松葉さんの二階
にしんはお出しが染みるよう沈んでるとの事びっくり
筋書、チラシ、八坂さんの「一年安鯛」のおみくじ(2番、大吉)🙌
実は、最初、普通のおみくじ引いたら、8番末吉。
楽屋見舞のお礼の虎ちゃんクッキー