ちょっと?と思った点
↓
①團十郎がいかに仲間内に好かれていないか・・演劇記者がそう苦笑い
②白鵬さんの口上
「歌舞伎界の世界では、先輩から芸を学びますので、習った先輩を大事にして欲しい」
「後輩、若手、一門の者達には、おおらかな気持ちで接して欲しい」
と注文。
真意は、團十郎は先輩を敬わない、後輩に厳しいという事。
叱咤激励を通り越して腹に据えかねていることをぶつけたという感じですね。
(先出の演劇記者)
③團十郎の芸の未熟さをずばりと指摘
私が10日の公演を見た感想
は、度々メディアで嫌われていると報道されていたので、今回襲名披露のチケットを取るのを躊躇していた。
にもかかわらず、口上では重鎮がずらっと
口上では、歌舞伎界の重鎮達は、身内の事なので、精進しなさいと愛を持って接していたように感じた。
お客さんも笑っていたし、和気あいあいな印象。
また、台本もあるのに、腹にすえかねて言う訳がないのでは?
さらに、これだけ多くの役者さんが、襲名披露に駆けつけて盛り上げているのに、水を差す訳がない。
歌舞伎界の一大イベントなんだから。
失敗したら、團十郎さんだけの問題ではなく、歌舞伎界の存亡にも関わるから。
③團十郎さんの芸の未熟さ?
襲名披露の緊張の中、新之助さんの世話もあり、大変だったと推察。
昼夜、よく頑張られたと思う。
助六、粋で美しかったです
大きな声がよく出ていましたが、これ毎回してたら、身体が持たないのでは、と心配
しかし、家の芸風は荒事で、華がある分、世話物と違って、体力消耗が半端ない

さらに、江戸時代の芝居小屋で演じられていた伝統の芸。
しかし、その時代の演目は、芝居小屋サイズで作られた作品。
昔の芝居小屋を再現させた「平成中村座」の収容人数、今年の浅草は、2階建で844名。
歌舞伎座は、3階建1964名と、人数で2倍となる。
空間はその何倍にもなる。
なので、荒事の昔の演目を同じサイズ感で演ずるとなると、それは人間技ではない

伝統も大事だか、現代に合わせた変更も必要なのでは?とも思いました。
歌舞伎のような伝承芸は、日本の宝だから、大切に未来へ繋いで頂きたいです
