平成中村座十月大歌舞伎
(第一部)
10月18日(火)
会場: 平成中村座(浅草))
座席: 3列中央
①双蝶々曲輪日記
11:00~11:50
幕間 25 分
②極付幡随長兵衛
12:15~1:50
あらすじ
①人気力士・濡髪長五郎(中村勘九郎)と素人角力で名を上げた放駒長吉(中村虎之介)対照的な二人の力士の義理と意地のぶつかり合い
②長兵衛(中村獅童)と水野(勘九郎)が対峙するスリリングな展開、長兵衛の覚悟とその生き様。
子分の出尻清兵衛(虎之介)
感想
①花形力士と若手力士を挟んで、お互いの贔屓筋の恋の駆け引き。
虎ちゃん、関取役もメチャクチャ上手

歩き方、仕草が関取そのもの。
坂東新悟さん、元々女形だけど、ヘナヘナした若旦那役素晴らしい

②冒頭の劇中劇「公平法問諍」江戸の芝居小屋にタイムスリップ。
ラスト幕切れ、あっけないせいか、余韻無く、終わった感なし

虎ちゃん、長兵衛の一番若い子分。
ひょうきんで、面白い

敵にお茶を出すシーンは、目をクルクルさせて可愛かった

(第二部)
10月18日(火)
会場: 平成中村座(浅草)
座席: 3列中央
①綾の鼓
3:45~4:35
幕間 25 分
②唐茄子屋
5:00~6:50
あらすじ
①有吉佐和子作の舞踊劇『綾の鼓』。
恋い慕う華姫(中村鶴松)に翻弄される三郎次(虎之介)と、彼を見守る秋篠(扇雀)の人間模様
②浅草を舞台にした落語「唐茄子屋政談」をモチーフに、宮藤官九郎が作・演出を手がける新作歌舞伎。
吉原遊びが過ぎて勘当された若旦那の徳三郎(勘九郎)は、吾妻橋から身を投げようとする・・・。
傾城桜坂/お仲(七之助)、眠善治郎(虎之介)
なんと「不思議の国のアリス」の要素が散りばめられるという人情喜劇。
感想
①虎ちゃん、踊りが大きく、音感が優れているせいか、浄瑠璃との絡みが見事
今回、15才、18才、19才とだんだん大人の声に変化してゆく様は圧巻
扇雀さんとの絡みは涙涙
②ワイワイガヤガヤ、面白い演目
途中、後ろ幕を外し、借景…
虎ちゃん、二階の手すりにもたれているかと思いきや、デカイ人
扇雀さんのカエル、アメンボ・・・(笑)
全体の感想
虎ちゃんの出番が多く、本当に芸達者だなぁと改めて思いました。
やはり、コロナ下、演目が限られ残念

本当だと、もっと客席に降りたり、宙乗りとかあるので。
でも、思考を凝らして勘九郎さん、下に降りたり、2階から出とか頑張ってました

その心意気が、役者さん全員、スタッフさんの気配りにも感じられた

↓歌舞伎公式サイト
浅草寺から平成中村座へ
劇場内
勘三郎さん、見つけた
