七月大歌舞伎
7月4日(日)
会場:大阪松竹座
開演 12時30分~終演 14時35分
観覧場所 14列中央
①伊勢音頭恋寝刃 12:30~13:50
幕間 20分
②お祭り 14:10~14:35
あらすじ
①阿波の蜂須賀家のお家騒動。
藩主の叔父が、家老の失脚を企て、家宝の刀と鑑定書を盗み、家老の息子
今田万次郎(片岡孝太郎)に罪を着せる。
伊勢古市の遊郭油屋へ今田万次郎は恋仲のお岸(虎之介)に会いに来る。
しかし、お岸は万次郎が見つからないよう寺で待つようにと。
入れ違いに、味方の福岡貢(松本幸四郎)が万次郎に刀を渡すべく油屋へ。
が、仲居の万野(扇雀)や客の陰謀で、刀を奪われそうになる。
やがて、福岡貢は、刀の妖しい力に誘われるまま、万野他を手にかけ殺す。
そこへ、恋人のお紺(壱太郎)が鑑定書を持って現れ、福岡貢は、今田万次郎
に刀と鑑定書を届けに行く。
②舞踏劇
赤坂日枝神社の山王祭
鳶頭松吉(片岡仁左衛門)と芸者おやす(片岡孝太郎)芸者(片岡千之助)
の恋のさや当ての舞踏
感想
①虎之介さん、最初の数分、孝太郎さんと絡みの場面がありました。
とっても、可愛い女形で、声も可愛い。
その後、宴会の場面で、中央少し奥で、ウチワをあおいでました。
その間は20~30分くらいあり、ずっと見てました。
一緒に行った妹が、その仰ぎ方が、素敵だったと。
また、主役の相手役、壱太郎さんの女形は、好みでないらしい。
松本幸四郎さんが、人を切り殺してゆく凄惨な場面は、着物や顔に血しぶき
が飛び散り恐ろしい。
しかし、歌舞伎の様式美も合い混じり、美しくドキッとしました。
②片岡家3代の舞踏。
千葉雄大さん似の素顔がイケメン千之助さん。
初めて拝見しましたが、女形も綺麗でした。
声は、出さないので判りませんが・・・。
ただ、虎之介さんは、首が細く長く、立ち姿が美しく可憐で唯一無二です。
その他
始まる前に、扇雀さんの番頭さんとお話ししました。
3月のホワイトデーのお礼も兼ねて。
そして、5月の渋谷のコクーン歌舞伎、コロナで断念した事をお話し。
そのコクーン歌舞伎、東京の後、長野で遠征公園をして、最後は大盛り
上がりだったと。
そのラストは、ネット配信もあったと。
私は、惠ちゃんの新歌舞伎座と被るので、行けませんでしたが、ネット配信
があったとは。
相当、虎之介さんの出番が多く、良かった様子が伝わり、残念で仕方ない。
もう、二度と同じ演目は見られないから。
中村勘九郎さんが座頭で、平成中村座のように若手が多く、斬新だったに
違いない。
まだ、普通の歌舞伎では、若手に役はまわらないから。
松竹座幟 虎之介さん、左から5本目
幟下
劇場入り口
配役変更案内(中村鴈治郎さん、コロナ濃厚接触者で12日まで休演との事)
時間表
松竹座の隣、はり重さんで、妹要望のすき焼き。
