吉例顔見世興行(歌舞伎)
12月9日(水)
会場: 京都南座
座席: 3列15番
(第一部)
①操り三番叟 10:30~10:50
幕間 15分
②傾城反魂香 11:05~12:25
あらすじ
①操り糸で五穀豊穣を祈る人形踊り。
②近松門左衛門の浄瑠璃が原作。
口下手な絵師と、フォローする妻の夫婦愛。
感想
①若手の中村鷹之資さん、華やかな舞でした。
②虎之介さんは、主筋の息女が連れ去られたと慌て告げに来る役。
花道奥の幕中から声が聞こえ、姿は見えなくてもすぐ判りました
。

リンとした良い声です
。

花道を華やかにスピード感があり、思わず大拍手
。

他の方は、私に釣られてパチパチ。
息女が拐われた事を舞踏で表現。
まあ、素晴らしいのなんの大スペクタクル感満載でした

。



合間の演技、声にもスピード感があり、一人、別次元でした
。

たった5~10分ほどでしたが、大満足
。

ちょうど、座った時、目線が合った気がした
。

たまたま視界にいただけだけど(笑)。
その後、ちょっとうたた寝
。

その他
受付に扇雀さんの番頭さんがいらっしゃいました。
少しお話しすると、出番少ないですが・・・と申し訳なさそう
。

11月に歌舞伎座で、拝見した染五郎さんのお話をしました。
子供の時、良く声が出てたのに
と。

すると、声変わりから、20歳頃迄は、声が安定しないとのお話。
虎之介さんも声が出なくて苦労したとも。
そして、終演後、虎之介さんがいかに素晴らしかったか力説しました(笑)。
番頭さん、今後ともよろしくお願い致しますと、頭下げられてました。
今度は19日の千秋楽、行きます
。

南座
舞妓さんが、桟敷席に一杯
。

花街総見といって、芸舞妓が勉強の為、桟敷席で見る慣例行事。
5地区あり、今日は上七軒。(新聞記事より)
舞妓さんも旦さんたちと鰻。
出る時、舞妓さんが「お兄さん、おおきに」と。
やはり、京都だ
。

ただ、うろうろせず、八坂さんと、食事だけして、1時間ほどで帰りました。
大阪も、不要不急の外出を言われてますから・・・。
ただ、劇場を締めてはいないので、気を付けながら行けばいいかと。