大阪都構想が否決され、日が改まり2日となりました。

 

各メディアでは、色々な論争が交わされています。

しかし、ちょっと私の感覚とは違うなア~という点も。

統計の取り方、その検証が、実際に経験した者の感想という事で。

 

検証

①反対・・・男性:46%,女性:52% 

(考察) 夕方の情報番組で、賛成と反対の討論で、松井市長がランニングコスト

218億に関しての質問に「捏造」と激怒する場面が多々あった。

しかし、「捏造」と言いぶった切り、費用について回答せず。

なんか、女性は肌感覚で、うさんくさいなあと感じたのではと思う。

もちろん、維新は支持するが、それとこれとは別という事。

 

②反対・・・10代::54%、20代:52% 70歳以上:56%(他の年代は賛成多数)

(考察) 若者の反対が前回から大きく反対に、70歳以上は減少。

若者は、ネットにより情報を取得するので、都構想をよく理解した。

都構想をよく知れば知るほど、反対が増えていった。

 

③前回の得票差10,741

→今回17、167と反対が増加。

公明党の半数が賛成票に投じたところから、公明が反対していれば、圧倒的に

反対が多くなったと思われる。

創価学会の女性が、「大阪市無くしたら、公明党のせいやと後世まで言われる」

と、泣いて訴える画像拡散あり。

「なっちゃん(山口代表)大好きやけど、あんた東京の人やろ、大阪の人ちゃう」

とのインタビューも。

党派を超えて、大阪市の廃止反対が深まっていった。

よって、都構想は完全に終了。

維新が、二重行政の解消だけで、未来を語れなかった事が敗因。

 

④大阪市北部では、賛成が多く、南部は反対が多い。

北部は、転勤族やマンションに居住で、地域の結びつきはやや薄い。

南部は、昔からの居住者、戸建てが多く、地域の結びつきが大変深い。

そして、投票率は、南部が高く、71%のところも。

 

結論

女性と、若者の反対が大阪市存続となった。

また、昔からの大阪市民の反対熱量が強く、党派を超えた。

 

今日の朝刊

反対・・・男性:46%、女52%    

 

10代:54%、20代:52% 70歳以上:56%(他の年代は賛成多数)

 
前回に比べ、20代が37.4%→52.1%と大幅に反対が増えた。
逆に、70代以上は反対が減った。
上段、2015年。今回は公明党が賛成に
しかし、鉄壁の公明党が反対54%と割れてしまった。

賛成と反対、前回から東成区が反対に。

 

その他

選挙に負けて、維新の勢力が落ちるとの報道。

しかし、今回もし大阪市が廃止になってしまったら、反対派は維新を決して

許さない。

そして、コロナで税収が減る中、多額の費用を大阪市民が背負うとなれば、

維新という党は消滅しかねない。

なので、逆に、今回、否決された事で、維新は生き延びたのではと思う。

一丁目一番地の「都構想」の実現はかなわなかったが、党として再生は

可能だ。

判官びいき・・・大阪市民の心は温かいかも?。