さだまさし コンサートツアー 2020
「存在理由」
場所:三重県文化会館
開演:9月25日(金)午後6時~8時10分
バンド:8名
6月28日にうたコンで聴いた「柊の花」、アルバム「存在理由」も購入。
この曲を聴きたくて、コンサートへ。
(コロナ対応)
トークで、6月頃はコンサートが全て中止されていましたが、9月1日から
先駆けてコンサートを開催されたそうです。
誰かがやらないと、音楽の火が消えると。
いつもは、45分・休憩20分・45分の構成ですが、今回は休憩時に
トイレ等で密になるので、休憩はなしとの事。
自分のお客さんは、歌ってても、トークでも普段から平気でトイレ行くから
と(笑)。
舞台の構造上、換気は、舞台後方から前方へ吹き抜け、その風は上や
両サイドで放出されるとの事。
なので、安心してくださいとも。
入り口での消毒等も完璧、客席も一つ置き。
3階までありますが、2・3階はまばらな感じ。
さださん「命がけでコンサートに来て下さってありがとうございます」と何度も
感謝の言葉を。
(感想)
約2時間10分のコンサート、アルバム曲をメインに約17曲くらい。
バンドさんは、グランドピアノ、バイオリン、チェロ、オーボエ、パーカッション、
ギター、ベース(ウッドベースも)、ドラムの8名。
やや、クラッシックっぽく、音が柔らかで美しく心地よい。
「精霊流し」等、昔の曲をメドレーで5曲。
昔に比べ、少し高音がきつそうなところもありましたが、それはそれで切なく、
当時の声よりも今の方が、私は好きで心を打ちます。
アルバムの曲では、「銀河鉄道の夜」「
存在理由」「
ひと粒の麦」が
良かったなあと思いました。
しかし、圧巻は「柊の花」バイオリンが素晴らしかったです。
澤先生ではなかったのですが、若手のバイオリニスト上手かったです。
この曲の、編曲は渡辺さんという方で、超絶技巧の難しいバイオリン演奏に
なったと話されてました。
昭和の哀歌(エレジー)と言われてましたが、本当に切なく、またバイオリンが
泣かせる泣かせる・・・。
やはり、TVやCDでは味わえない生のステージは大迫力。
感動で、胸が打ち震えました。
(トーク)
今年、6月服部克久さんが亡くなられたお話。
さださんが、是非、服部先生に編曲をしてもらいたくて、お宅まで押しかけ
その頃からのお知り合い。
デビュー後、ヒット連発していたころ、巷では、「きれいすぎる曲」とか、
「無縁坂」では、マザコンとか言われ悩んでいたとはビックリです。
服部先生は「音楽は綺麗なものです」とピシャリと言われ、救われたと。
コンサートの前に、美術館へ行き、そこからタクシーが見つからず、徒歩
で会場まで20分、雨も降ってきました。
やっと、見えました到着。
