テルは、10月28日に、19歳の誕生日を迎えることができました。


惠ちゃんのコンサートの23日の夜、妹から連絡があり、調子が

悪そうなので、24日に病院に連れていくとの事。

一週間ほど前から、食欲が少しなく、お肉を食べませんでした。

年齢のせいというよりも、急に元気がなく、ぐったりとしているとの事。

翌日の午前中に、動物病院へ行き、診てもらったところ、今日明日

という事はないようでした。

熱とかはなく、血液検査で炎症反応の値が高かったので、ウイルスが

ついたのでは、という事で、点滴をしました。

私は、あわてて、25日の飛行機の始発で帰りましたが、点滴の注射針

が刺さったままでしたので、びっくりしました。

次は、土曜に行くことになっていましたが、容体が変わらなければ、院長

先生から、一週間ほど預からせてほしいとも言われたと。

私は、針を刺したままなのは、ずっと点滴で生きながらえさそうとしている

のではと、腹が立ってきました。

自然に、安らかに逝かせてやるのが、私はいいと思いますから。

無理な延命は苦しめるだけです。

そう覚悟し、26日の土曜日に、病院へ行くと、炎症の値は下がっていて、

その日も点滴をしました。

様子を見るため、次は、一週間後に病院へ行きます。

レントゲンで、肺がんの腫瘍が心臓を圧迫されているかもしれないので、

点滴は皮下注射でなく、時間をかけて静脈注射するため、針を刺した

ままだったようです。

院長先生は、延命ではなく、当座の痛みを緩和するために尽力された事

がわかり、疑ったことが申し訳なく、また嬉しい気持ちにもなりました。


洋菓子屋さんに、予約しておいたバースデーケーキを取りに行くと、

玄関のバースデーボードにテルの名前もありました。

まさか、犬とは思うまい(笑)。

19歳になりました。

今日は、マグロのお刺身も食べ、食欲も戻ってきました。

ローソク消したら、あれあれ?

自分のケーキだと思って首伸ばして食べてます。



ああ、美味しかった。

大分、食べました。