芸術祭十月大歌舞伎
昼の部
令和元年10月24日(木)
会場:歌舞伎座
開演 11:00~終演 15:42
観覧場所 2列17番
①廓三番叟 11:00-11:21 幕間 15分
②御摂勧進帳 11:36-12:36 幕間 30分
③蜘蛛絲梓弦 13:06-13:56 幕間 20分
④江戸育お祭佐七 14:16~15:42
感想
③今年9月11日の神戸文化ホールで拝見した演目と同じでしたが、登場人物
が少し違ってました。
物の怪にとりつかれる源頼光の家臣が2名から4名になってました。
虎之助さんの(碓井貞光)は尾上松也さんが、虎之助さんは(ト部勘解由季武)。
土蜘蛛の精は片岡愛之助さんが、座頭や傾城(女形)に化けるのですが、
変わり身も早く、運動能力が高いなあと感心しました。
アクロバティックで、面白かったです。
蜘蛛と対峙するときの、4名の家臣の立ち回りが圧巻。
虎之助さん、一部の隙も無い美しいラインでした。
頭から足先まで気が入っているというか・・・。
首を横に振り戻す、ミエを張る角度と言い、スピードといい絶妙の間でした。
運動能力が、驚くほど高いので、宙をも舞うかのようでした。
出演時間はあまり多くなかったですが、声も凛として、張りがありました。
④休憩終わりで、席に着こうとしたら、座席の空が多くなっていて???。
主役は菊五郎さん、江戸のお祭佐七は粋な鳶。
しかし、歩き方が年配者のようで、役とはかなり違うような。
突然、みなさん帰られたのは、そういう事かと。
なので、30分ほで見てましたが、舞台変換の時に、退席しました。
テルの容態が悪く、その日病院に行ったとのメールがあり、確認のため
もありました。
夜の部
令和元年10月24日(木)
会場:歌舞伎座
開演 16:30~終演 20:34
観覧場所 5列8番
①三人吉三巴白波(序幕、二幕目) 16:30~17:47 幕間 35分
(三幕目・大詰) 18:22~19:38 幕間 20分
②二人静 19:58~20:34
感想
①三人吉三
お嬢吉三の尾上松也さんが、素晴らしかったです。
お坊吉三の片岡愛之助さんとの絡みも美しい二人。
松也さん、立ち役の時は、ちょっと低い声のせいか、声がこもるように
感じましたが、こちらは高めの声で、良く通っていました。
男だけれど、女の装束なので、男でもあり女でもある。
最後、追っ手から逃げるとき、儚げな美しさにビックリしました。
②やはり、玉三郎さんは別格でした。
能のような所作や舞、よく通る凛とした声も相まって、この世のものじゃない。
席が花道すぐ横なので、スッポンから最初の出、最後の入、玉三郎さんが
すぐそこに。
息するの忘れました。
雑感
中村虎之助さんはもちろんですが、尾上松也さん、片岡愛之助さん、当代
を代表されるお二人にも感動しました。
もともと若いころ、松也さんも愛之助さんも女形をされてました。
やはり、主役は女形も立役も両方できたほうが、演目が華やかになるように
思いました。
虎之助さんの女形、まだ拝見していませんが、楽しみです。
劇場内のお弁当、出来立てほかほか人形焼きも。
夜食は、大好物のトバ完食。
惠ちゃんのブログが更新されてた。
うたコンのロケ?どういう事❔。