今日は、フェスティバルホールでオペラを鑑賞しました。
公演名 :「フィガロの結婚」;モーツァルト作曲
会場 :大阪フェスティバルホール
日時 : 2019年1月3日(水) 午後3時開演~終演6時20分
観覧場所 1階11列目16番
①主な登場人物
フィガロ・・・・・・ミロシュ・ホラーク
スザンナ・・・・・・・・・ヤナ・シベラ
伯爵・・・・・・ロマン・ヤナール
伯爵夫人・・・・・・エバ・メイ
ケルビーノ・・・アルジュベータ・ヴォマーチュヴァー
演奏:プラハ国立劇場管弦楽団、合唱団、バレエ団
②あらすじ
【第1幕】
18世紀のスペイン、セビリヤの伯爵の館。
伯爵の従者フィガロと、女中スザンナの結婚式当日のお話。
フィガロはスザンナから伯爵が、手先の音楽教師バジリオを使って、スザンナを誘惑して
いると聞き、怒って、伯爵をこらしめようと計画を練ります。
【第2幕】
それは、伯爵に仕える少年ケルビーノにスザンナの服を着せて、夜こっそり会おうとした時、
彼を差し向けて驚かせようというものでした。
事情を知った伯爵夫人の協力のもと、少年ケルビーノに女装をさせます。
そこへ急に伯爵が現れてフィガロの作戦は失敗します。
さらに、フィガロにお金を貸していた女中マルチェリーナおば様が、弁護人バルトロとやって来て、
「借金を返さないなら、フィガロは私と結婚する約束だった」と言い出します。
【第3幕】
しかし、とんでもない事実が発覚。
捨て子だったフィガロ、実は、マルチェリーナおば様と弁護人バルトロの二人が若い頃、恋の
火遊びをした結果、できた子供でしたが、。
4人はすっかり意気投合。
無事、フィガロとスザンナは結婚式を挙げることができました。
さて、一方の伯爵は・・・、まだこりずにスザンナを誘惑しようとしています。
そこで、伯爵夫人は、今度は自分がスザンナの服を着て、密会の現場に行く事にしました。
【第4幕】
その夜、屋敷の裏庭。伯爵は、スザンナと会えるのを楽しみにやってきます。
そして、スザンナの服を着た夫人に愛を囁きます。
夫人は、正体を明かし、深く反省した伯爵を許してあげました。
③感想
この「フィガロの結婚」2015年6月にハンガリー歌劇場のオペラを観覧しました。
その時の印象は喜劇なんだけれども、夫の裏切りにあった伯爵夫人のアリアが美しくも
悲しい音色だったなあという印象があります。
(伯爵夫人はアンンドレア・ロスト)
今回はエバ・メイという有名な歌手で、期待していましたが、綺麗すぎて、貞淑で清楚な
感じが少しなかったかなと思いました。
そして、大道具というか、舞台セットが1幕からそのままで、4幕の裏庭のシーンでは、
登場者数名が、セットの木を、舞台袖から引っ張ってきていましたので、興ざめでした。
演奏も、人数が20名ほどと少なく、音が薄い感じがしました。
なので、ちょっと、残念な感じでした。
私は、もともとテノールが好きなので、今回は主役のフィガロをはじめバリトンが多かった
せいもあるかもしれません。
ただ、伯爵夫人、スザンナ、ケルビーノのアリア3曲は、声楽で習った曲なので、勉強に
なりました。
真ん中は、フィガロ役のミロシュ・ホラークさん。