①公演名 :マリインスキーバレエ団「白鳥の湖」
会場 : 兵庫県立芸術文化センター
日時 : 2018年11/30(金) 午後6時30分開演~9時30分
観覧場所 2階2A列4番
期待していた以上で、やはり世界のマリインスキー、格調の高さが際立っていました。
一階はとれませんでしたが、2階下手側最前列。
白鳥のコールドバレエは上から見た方がよくわかるので。
中心から少し外れているのでS席28000円。
ドンキはSS席で31000円。
バレエ公演、高くても25000円くらいなので、ビックリしましたが行くことにしました。
でも、演奏も、バレエも素晴らしかったので納得です。
一番印象に残ったのは、ハープの音色、天女の調べのようで優雅でうっとりしました。
プログラムでは、Elena Klass さんとなっていました。
日本で開催される外国のバレエの演奏では、指揮者が外国人のみというのが多いですが、
ロシアのバレエ団は劇場付きがほとんどです。
今回はマリインスキー歌劇場管弦楽団の参加で、総勢50人ははるかに超えていたかと思います。
指揮も演奏も素晴らしかったです。
さて、本題のバレエ、幕が開き「花のワルツ」を優雅に踊り始めた群舞のダンサー達、
最初、あまりのスタイルのよさ、優雅な動きに女性かと思ってしまうほどでした。
双眼鏡で確認すると、まだ、20歳ぐらいの麗しいお顔の男性ダンサー達でした。
主役の2人は3日たつと、ちょっと印象が薄れましたが、品があってよかったです。
ただ、脚を高く上げたり、回ったりに重きを置いているように思え、白鳥の悲しさの
ようなものがあまり伝わりませんでした。
友人が、以前見た主役のソーモワ、白鳥はよかったけれど、黒鳥はヤンキーみたいで
品ないと言ってましたが、今回はそんなことはありませんでした。
白鳥のコールドバレエは、最高にエレガンスで、迫力があり、見どころ感満載。
さて、その中で、一番印象に残ったダンサーは、「ハンガリーの踊り」で女性と真ん中で
踊った男性ダンサーのナイル・エニケーエフさん。
最初は女性ダンサーを見ていましたが、何だか小柄なんですが、圧力が強いオーラが
あるというか・・・。
プログラムで、顔写真を見ても名前がないので、若手で抜擢されたのかなと思いました。
②公演名 :マリインスキーバレエ団「ドン・キホーテ」
会場 : 兵庫県立芸術文化センター
日時 : 2018年12/1(土) 午後4時開演~7時
観覧場所 1階K列3番
前日の白鳥より良かったです。
主役は、若い二人で、主役のキトリはナデージア・バトーエワで、技術は3回転とか
バランスが凄いですが、ちょっと可愛らしさがないというか・・・。
男性のバジルは、ウラジーミル・シクリャローフで、エレガントで素敵でした。
技術が凄いという印象ではなく、柔和で優雅な印象でした。
闘牛士役は若手のローマン・ベリャコフ、、スタイルも身長が高く、技術も
素晴らしかったですが、ウラジーミルにはかないませんでした。(品の良さ)
ドンキは闘牛士に扮した男性群舞があり、華やかでたのしかったです。
日本人の、永久メイさんがキューピット役で、上手でびっくりしました。
今年4月マリインスキーで、「くるみ割り人形」日本人で初めて主役を踊られたとの事。
優雅で、可愛くもあり、技術、体型、すべて良く、まだ18才なのです。
マリインスキーのプリンシパル目指して頑張って欲しいです。
さて、ここからが、本題。
前日の「ハンガリーの踊り」で気になったナイル・エニケーエフさん、ドンキも出ていな
いかなと探しましたが、配役表にはありませんでした。
でも、群舞は名前がないので、町の人とかで踊りのバックで、談笑したりしている人が
舞台上には50人以上の人がいます。
そして、それらしい人を見つけました。
一番小柄なんですが、歩き方、ポーズ、なんだか目を引き、踊りよりもそちらを見てしま
うのです。
そして、キトリが曲に合わせてピルエット(回る)しながら、左側縦に並んだ5~6人の闘牛士
の前を行進するかのように前に出てくる最高に盛り上がるシーン。
途中から、男性群舞が2列6人がキトリを右側で盛り上げるように一緒に前に。
両手を前に広げ、右足プリエ、左足地面より50センチくらいのポーズ。
前列内側の人のあまりの迫力に、キトリのクライマックスがかすんでしまうほど。
見ると彼でした。
何なんだい、この迫力とオーラは。
劇場の受付の方に、その人の名前を確認してもらいましたが、バレエ団に問い合わせて
もわかりませんでした。
でも、今後、楽しみな男性ダンサー見つけました。
ドンキ配役表