6月10日(土)午前7時関空発~鹿児島8時5分着
到着後、大きな構えの案内所がありました。
「尚古集成館」と「黎明館」に行きたい旨を告げ、交通手段を聞く。
バスもあるようでしたが、タクシーかな?と思っていたので。
親切に、バスの時刻表を渡して頂きました。
まずは、リムジンバスで、市役所前で降車。
3分ほどで、「黎明館」を見つけましたが、門から遠く、もう9時半を過ぎていました
ので「尚古集成館」に行く時間が無くなるので、諦めました。
鹿児島県歴史資料センター、「黎明館」は、鶴丸城本丸の跡地。
もう、鶴丸城はありませんが、石垣は残っており、350年以上経っているようです。
そして、西郷さんの銅像前から「尚古集成館」行きのバスが出るのでそちらへ歩いて3分。
すると、銅像前で、記念撮影されてました。
私は10時14分のバスの予定で時間はあります。
値段を聞くと、「無料」との事。
「え~」と驚いていると、促され撮影開始。
一枚目は、お決まりのポーズが決められていました。
西郷どんのどんをもじって、全員前に手をどんと出すそうです。
二枚目は自由(笑)。
でも、銅像、かなり高い、小山のような上にありました。
鹿児島にとって、西郷さんと、桜島は特別なもののように旅行を通じて感じました。
さて、みなさんに見送られて、向かいのバス停へ。
14分の市バスの前に、10時5分に違うバスが来ました。
せごどん号とやら、「仙巌園」にも行くようなので、おもしろいので乗ってみました
山の方へ入ってきました。城山です。
西郷洞窟前って何??。
運転手さんが、おもむろに、ナレーターを(笑)。
西郷さんが隠れていたのは右側の洞窟で、中が二畳ほどとの事。
バスは、山から降りてくると、ビルの谷間から、大きな木が見えました。
この下で、西郷さんが亡くなられたとの事。
城山観光も終わり、バスは仙巌園へ。
途中、桜島が見えま~すと、運転手さん、ずっと解説中。
中は、博物館になっていて、薩摩切子が数点、展示されていました。
入ってすぐ、茶房で軽めに昼食。さつま揚げ美味。
お殿様の屋敷部屋
お殿様の部屋のテーブルには薩摩切子のグラス類。
薩摩切子は製作期間が短く、現存するものは200点ほど。
また、黄色のものは現存していない為、このグラス類は復刻されたものと
思われます。(こんなところに、本物が置かれるはずもありませんが・・・)
外に出ると、市バスが止まっていて、天文館通に行くとの事で、乗り込みました。
今度は、海岸線を走り、雄大な桜島を見ながら、運転手さんが、夏は子供が海で遠泳
したりすると、色々ナレーションつき(笑)。
本当に、鹿児島の運転手さん、一人一人が観光大使みたいでした。
そして繁華街の天文館通りへ。(晩御飯はここで食べるぞ~)
天文館から、会場行きのバスが出てるんですが、ここはタクシーで。
乗った運転手さん、元やくざ。
刑務所に2度、計8年。
入れ墨は全身、大切なところにもあるそうです?。
あなただから教えるって・・・いらんけど(笑)。
なんでも、彫り方には、関西彫と関東彫があり、入れる位置が違うそうです。
また、この方、5色の色使いで、黒は痛くないけど、色物は墨を入れるとき、
すごく痛いそうです。
でも、とても気さくで面白い方でした。
私は、郷土料理のお店を聞くと、無線で電話番号問い合わせてくださいました。
ライブ、握手会が終わり、5時頃出て、タクシー探すも来ず、市バスで中央駅まで。
もう6時ごろになっていたので、天文館の郷土料理のお店は諦め空港へ。
せめてもと、黒豚のトンカツ頂きました。
午後8時55分発で、順調に行けば11時30分には家に着くはずでしたが、なんとJRで10時
40分ごろ人身事故で関空から乗った電車ストップ。
一時間半おくれの、午前1時帰宅。
でも、車掌さん、随時情報を入れて下さり、焦らず、待つことができました。
乗り継ぎの環状線も、動かせてもらえて助かりました。
乗客も、騒ぐでもなく、皆さん平然とされていて、日本人のモラルの高さが垣間見れました。
お土産はやっぱり、かるかん饅頭、届いたアスパラと共に???。
そして、今日宅配で届いた薩摩切子の紅色切子椀。
尚古集成館の近接の磯工芸館で購入。
尚古集成館には、切子が数点展示されていましたが、その中で紅色と緑色が展示されていました。
それを、復元されたもので、手に取り、一番ぼかしの美しいものを選びました。
薩摩切子は、昔は酸化鉛を45%ほど含み、今は、クリスタルガラス25%。
透明なガラスの外側に色ガラスを1~3mmほど厚く被せて外側の色ガラスを削り落とし、内側の
透明ガラスとの境をあいまいにする「薩摩ぼかし」と呼ばれるグラデーションが最大の特徴です。
記念に、購入。
長らくご覧いただきありがとうございました、by切子。