新歌舞伎座初座長「山内惠介特別公演」
場所 新歌舞伎座
日時 平成29年2月6日(月)
開演11時30分~終演15時(休憩35分)
観覧場所 1階席前方中央あたり
第一部 「泥棒と若殿」
今回、初めての1階席でした。
2階とは景色が違いました。
セット全景を見るには上からの方が良く見えましたが、細かなセットは1階
がよく見えました。
今日は、惠ちゃん、登場から佇まいが切なくて、最初から泣けてきました。
とても、自然体でありながらも、崇高な気品がにじみ出、同時に人の世の
儚ささえ感じてしまいました。
歩き方も、急ぎ足でも宙を舞うかのように優美でした。
少し、ワンテンポいえ、10分の1テンポの間をとられていたかのような。
そして、立ち回りでアクシデントがありました。
惠ちゃんの刀が折れたのです。
でも、立ち回りの中で、見事にカバーされ、さらに真剣な立ち回りとなり、
それがかえって、リアル感が増し、見事でした。
見えを切るところは、ぞくっと殺気さえ感じる気迫で色っぽくてドキッ。
歩き方等の動作の間、台詞も少し声のトーンを抑え気味なところも藩主
らしく堂々とし、座長の風格を感じました。
本当に、日によって、舞台は変わりますね。
第二部「山内惠介オンステージ」
最初から声に張りがあり、高音ものびやかでした。
今日の私のお気に入りは、大先輩の曲でした。
以前にも聴いたことがありますが、さらにフリも色っぽくなられていました。
そして、北海道の曲では、男らしくて今までで一番感動しました。
全体的に、パワフルだと思いました。
新曲、大ヒットの予感しかしません。
握手会では、「昨日は、妹喜んでました」と伝えると、ちょっとわからなかった
みたいですが、「あ~」と言われ、右手の握手に左手を軽く添えられました。
昨日はキャバく、そして今日はカジュアルと、服装が全く違うので別人に見えたかしら?
今日は、一回公演で全力出しすぎられたようで、お疲れのようにも見えました。
でも、あれだけの曲数を全力のパフォーマンスなら当然です。
私は、3公演参加して、もうヘトヘトですから(笑)。
惠ちゃん、今日は少しゆっくりされて、明日からまた頑張ってくださいね。
私も頑張りたいけど、顔が疲れてボロボロです。
でも、私も頑張ります。明日は夜の部2階席前方中央あたり、行くから待っててね~。
午前11時、今日は晴でしたが、あとで一時雨、帰りには曇り。