新歌舞伎座初座長「山内惠介特別公演」
場所 新歌舞伎座
日時 平成29年2月3日 初日
開演11時30分~終演15時8分(休憩35分)
観覧場所 2階特別席中央あたり
第一部 「泥棒と若殿」
惠ちゃんが出てきたときの拍手が物凄くて、最初の台詞が少し聞き取れなかったです。
本当に立ってるだけで、たおやかな匂い立つような色香です。
きれいと周りからも、ため息がもれていました。
歩かれると、着物の裾から伸びる白い足がチラチラ見え、その色っぽい事、色っぽい事。
演技も最初は若殿ということで、せりふ回し等少し心配していましたが、台詞もよどみなく
流れる様な演技でした。
所作が本当に美しく、舞われているかのようでした。
共演者の役者さんも芸達者で、クオリティーが高かったです。
惠ちゃんは、所作も美しいですが、何よりも声がよく通り、劇場中に響いていました。
笑いの箇所は、惠ちゃんの笑いのセンスと間はバツグンなので、安心して見ていられました。
そして、泣かせるところは、声が哀愁を帯び、本当に説得力があり、演技だとわかっている
のに、泣かされました。
周りもみんなシーンとシクシク目頭をハンカチで押さえ続けていました。
惠ちゃんが、まさかここまで演技されるとは思っていなかったので本当に驚きました。
これから、日を重ねて、どんな若殿になられていくのか楽しみです。
第二部「山内惠介オンステージ」
惠ちゃん登場時の惠ちゃんコールが物凄くて、会場が割れんばかりでした。
お衣裳は、キラキラではなく上品な華やかな感じが多く、色は白メインでした。
でも、着流しはシックで粋でした。
最初、惠ちゃんトークで若干かみぎみなのが、可笑しく可愛かったです。
あんなに一部では、難しい言葉を操られていたのに・・・
ちょっと、ほっとされたのかもしれませんね。そこが、またイイ
やはり、ハプニングもあっての舞台、演者とお客さんの空気感が共有される瞬間でした。
バンドさんは12名と豪華で、ホーンセクションが5名と多く、今回新しく挑戦されたメドレー
曲がより華やかになり、ゴージャス感がありました。
惠ちゃんもフリ付きで、飛んだり跳ねたりと。とっても、セクシーで、かわいかったです。
そして、バンドさんも途中から全員立って演奏され、ノリノリで。
1.2部とも舞台装置も凝ってました。
いつものライブとはまた違った、劇場ショーといった感じです。
新曲に関しては、2番があるから余計引き立つ・・・最高な新曲です。
見終わった感想は、大大大大大満足でした。
中身が濃くて、瞬きできないほどです。
握手会では、「感動しました」と伝えると、とっても優しくやり遂げた笑顔でした。
プレゼントは渡すつもりではなかったのですが、この感動を伝えたくて、思わず
持っていたお菓子をゴソゴソと紙袋から出し、渡してしまいました。
何かの役に立つかもと思い持って行った粟玄の「和洋」の小さな手提げ。
恥ずかしくて、すっと通りすぎると、惠ちゃんはびっくりしたように受け取られました。
初プレゼントがこんなで惠ちゃん、ごめんね。
のぼり旗が、風に揺れてはためいています。午前11時ごろ
6階フロアーに着くと、お花が一杯