ガラス関連の蔵書の中から、薩摩切子の画像、UPしてみました。
模様は、拡大したら、細かい細工がよくわかります。→下記に大きくUP
昔の薩摩切子は酸化鉛が45%前後含有しており、現在は25%のクリスタルガラス
なので成分的にも異なります。
透明なガラスの外側に色ガラスを1~3mmほど厚く被せて、外側の色ガラスを削り
落とし内側の透明ガラスとの境界をあいまいにする「薩摩ぼかし」と呼ばれる美しい
グラデーションが最大の特徴です。
色ガラスを厚く被せる事で、使用するガラスの量が増え、成型に手間ひまがかかり、
カット(キリコ)を施すのも、匠の技が必要になります。
重量感があるので、ガラス工芸の中では、男性的な感じがすると言われています。
左側:「ぼかし」がよくわかります。 右側::赤の薩摩切子も見とれる美しさ
(*スマホでは、左側が、上になってます)







(

