今日は、英国のEU離脱に驚いた。

世論調査では、残留のはずだったのに、世論調査、どうなっているのだろうか?

でも、私は、離脱ではないのかな・・・と内心思っていた。

そして、世界中が大騒ぎ。

でも、日本人にはピンとこないけれど、移民問題がネックにあるなら、離脱するのは当然ともいえる。

EU圏内、人、物、金が自由に動き回る。

憧れの地、高賃金の英国に貧しい国から移民(難民移民ではない)が押し寄せ、英国民の雇用を奪う。

また、移民のコミュニティーが生まれ、自国の文化さえ破壊される。

EU残留派、と混乱を恐れる世界市場はそれを甘く見た。

たとえ経済が落ちこもうと、ポンドが下落しようと、英国民はそれを選んだ。

この先、EU圏は一気ではないかもしれないが、修正をせまられるかもしれない。

移民を排斥する民族主義が世界的な流れとマスコミは不満をのべ煽る。

しかし、国を守るのは基本的なことで、自国民を守れなくては国の意味はない。

博愛主義で、他国の権利も守れるのは、強い力のある国だけ。

しかし、その強い国でも、現在の世界経済の減速感のなか、民族主義へとひた走る。

それは、必然の流れだ。

さらに、戦禍を逃れ、難民移民となった方には酷かもしれないが、逃げず祖国のため戦い自分たちの国を取り戻す力を蓄えて欲しいと思う。

こういう思いは、たぶん日本というはるか遠い異国で、食料にも困らず、命の危険がないから言えるのかもしれない。

そのような思いを、今回の英国のEU離脱のニュースで考えさせられた。