今朝の健康番組で見たのですが、軽度の認知症の事をMCIと言うそうです。
そして、この軽度と言う所が大切なのですが、軽度であれば認知症は訓練で治るそうです。
痛みなどの感覚が認知症により失われるそうで、認知症かどうかを自分で調べるのにいい方法があるそうです。
それは、誰かに背中にス、マ、ヌのどれかの文字を書いて貰って、それがわかるかどうかだそうです。
その三つは、良く似ていますので、背中に書かれるとわかりにくいですよね。
これを正しく判断できなくなると認知症が疑われるそう。
六つ書いてもらって、三つ以上わからないと危ないかもだそうです。
軽度の認知症かも知れないと感じた時、何をすればいいのかについても話していました。
まずは筋トレで、筋肉をしっかり使う事によって、痛みなどの感覚を取り戻せるそうです。
それから、音楽療法や絵画療法など色々あるのですが、大事なことは得意でないことをするのがいいそうです。
これは予備脳を使うという事で、今まで得意としていたものは難なく出来ますので、頭をそれほど使わなくて済みます。
が、苦手な事だと一生懸命、脳が働こうとするため、効果があるらしいのです。
ということは、私は音楽ではなく、苦手な計算とかかしら?
しばらく描いてなかった絵をかくのもいいかもしれないですね。
それから、認知症の方が日常生活において、どのような感覚でいるかのを体験出来る器具?があるそうです。
勿論、自宅で体験できるわけではありません。
そういう器具を備えている施設で、それを頭に被って物を見ると、認知症の方が見えている状態がわかるというものです。
例えば、車から降りる時に一歩出すのを怖がる方がいます。
その方が見ているのは、傍に介護の方がいて、自分の足元には高層ビルの最上階のような高さから下が見えている状態だそうです。
お~怖い。。。
そんな風に見えていたら、一歩が出せないはずです。
さあ、バンジー飛んでごらん、怖くないからって言われているのと同じようなものですよね。
そうか、自分で体験してないものって理解しがたいです。
けれど、こうやって模擬体験をしてみるのもいいかもしれません。
認知症の方の気持ちがわかるとまではいかなくても、こういう思いをしているのだとわかれば、介護するにも思いが違うと思います。
あなたの気持ちはわかるけど・・・と良く言いますが、この言葉を私は殆ど言ったことがありません。
あなたの気持ちなんてわかりません。
体験していないんですもの。
こうなんだろうなとは思います。
想像力豊かなので、かなりの想像は出来ます。
でも、それと体験とは別です。
だから、実際に体験している場合は強気で答えます。
私の場合はって。
あくまでも私の場合です。
あなたが体験したものを、そっくりそのまま体験する人はいません。
でも、こうやって少しでも相手の事を知りたいと思う事は、とても大切な事だと思います。
だって、理解したい、仲良くなりたいという思いがあるからこそ・・・でしょう?
私も、認知症にならない保証はありません。
けれど、こうやってテレビやメディアで知ることによって、少しでも認知量のリスクを軽減できるのなら、見た甲斐があります。
私も、テレビを見ながらの筋トレや、苦手な事へのチャレンジもやってみたいです。
三日坊主の可能性は大ですが。。。
あ~強い意志が欲しい。