夢をみた。
以前していた飲食店のバイトに臨時で呼ばれた。
現実と違い、だだっ広い店内。
客が次々に訪れるが、私はホールを一人で任されたため、てんやわんやだった。
しかし、料理を運ぶと次に目にした時にはそのテーブルに客の姿は無いのだ。
レジも私が任されていたため、客は金も払わず店内を去ったことになる。
おかしいと思った私は、さっきまで店内で食事をしていた家族連れがレジを通さず店の外にいるのを発見するやいなや、
「食い逃げだー!」
と叫んだ。
すると、他の従業員が何処からともなく現れて一家を取り押さえたのだ。
父親らしき人物が言い訳を述べ始めたが、ホールを一人で任されている私はそのまま店内を離れているわけにはいかず、仕事に戻った。
店内は更に広くなっている。
それからも客は忽然と消えた。
伝票と皿を机に残して。
店に訪れる客の図々しさを見て、食い逃げが一般化したのではないかという錯覚に陥って唖然とした。
そんなところで目が覚めた。