日頃の生活で、「嘘」とよく出くわす。
テレビでは政治家のレベルの低い「嘘」
が羅列されるが、友人や家族の会話にも「嘘」が紛れ込む。その「嘘」は、笑えるものや、怒るを覚える悪質な「嘘」がある。「嘘」を全て否定するものではない。クスッと笑える「嘘」なら日々の生活で潤いになるビタミン的「嘘」も存在する。 しかし、許してはいけない「嘘」もある。政治家の「嘘」は論外。バレてしまってから「嘘」と認識されるそれ。バレる嘘はついてはいけない!と言われ続けた我が人生である。それだけ「嘘」は罪深い。また、食べ物の恨みは怖いと言われることも多い。「嘘」と食べ物は人の心に傷をつけることがあるものなのだろう。江戸の胃袋を支えた日本橋市場。江戸からの食文化を伝える歴史ある街である。その食文化の街「日本橋」でヤラれたのである。
  3年前までさほど人気は無かった天丼屋での話しである。昼飯に人も少なかったので入ってみた。
以前は見てくれも良くお手頃な天丼屋だった。100円程値上がったのは消費税のせいかもしれない。逆によく100円で耐えていると感心したくらいである。

注文して出てきた天丼は
見た目のボリュームも変わらず、再びの感心を覚えた。
大きい穴子をメインに小海老が2本、玉子、子柱、しし唐、海苔の天丼である。
普通の美味しさに再び感心を。
しかし!ここから様子が変わる。
並盛でこのボリュームは完食できるか不安であったが.....
この上げ底はないであろ。
見てくれの良いボリュームは、この上げ底がなせる技であったのである。偽りの見た目である。
米の量が少ないとか言うつもりはない。
このいさぎが悪いところが腹立たしい。
見た目を重視するあまり、偽りが通るのであろうか?
江戸の心意気ってこんなものなのか?
先代から受け継いだのは、見た目を重視するイサギノ悪い「嘘」なのであろうか?

江戸職人の心粋を見せる、良いお店にまた戻って欲しいものである。