手相で占いからセラピーへ
手相カウンセラー小嶋恵子です。
娘がインフルエンザで寝込んでから
４日間、
ちょうど中華街や関内での
セッションが続いていたこともあり、
おなじ市内の娘の家から通勤を。
１回の処方ですむという
吸入式の薬のおかげで
幸い娘の熱は次第に下がり、
夜帰ってから一緒に食事をしながら
回復してきた様子に安堵していましたが、
発症して３日目かな、
化粧道具を使った形跡に
食料調達にコンビニにでも買い物に行ったかな
コンビニに化粧するんだ…
娘もお年頃ですからね。
そんな風に勝手に解釈していたら、
髪をカールするヘアアイロンも使った形跡が。
さすがにコンビニにヘアアイロンは使わないよね…。
どっか出かけたの？
うん。
どこ行ってきたの？
ライブ。
へ？ ラ、ライブ
いくら熱が下がって回復してきたとはいえ、
病み上がり（まだ上がり途中）で
なんでそんな人混みに行くの？
だってずっと前からチケットとってて
行きたかったから…。
熱は下がったし
ちゃんとマスクして行ったから。
行きたかったから？
私は何のためにここにいる？
マスクすればいいって問題？
せっかく片付けた部屋も
出かける時に引っ掻き回して
半日で元の木阿弥状態に！
その瞬間、
もう身体の心配はどこへやら。
昨日しみじみ感じていた、
一緒にいても何もできないけど
一緒に「いる」ことに意味がある
なんていう、
温かい気持ちも一気に冷め、
いや、逆に怒りで血圧あがり、
テンションぶちぎれた‼
掃除だって片づけだって、
ゴミの分別だって
まともに出来てないのに、
自分の事すらままならないのに、
自立なんて言って
少しは大人になったと思ってたのに、
彼氏がしょっちゅう泊りに来てて
世話しないといけない？
１００年早いのよ
また熱が出てきたって？
自業自得、当たり前でしょ
ずっと言いたくて、
言わずに飲み込んでいた言葉たちが
一気に出てきた！
顔を曇らせ
固まる娘の姿に
一緒に住んでいた頃の
上手くいかない母子像を思い出した。
あ～、またやってしまった。
いつもこうだった。
勝手に（？）心配して、
必要以上に（？）過保護な世話をして、
その心配を一切無視するような娘の言動に、
自分は何をやっているのかという
情けなさと虚しさを前に、
勝手に（？）裏切られた感でいっぱいになり、
怒りが噴き出す！
せっかく大人になってきた娘と
少しずついい関係が出来てきていたのに、
突然怒り出す母に固まるだけで
何も言わない娘。
普段から、
言いたいことを言わないからこうなるのか。
優しい、
物わかりのいい母を演じているだけなのか。
小出しに言っても
それはそれで毎日うるさいとウザがられていたし、
だから、お互いのために
離れて暮らすことを選んだのに、
久しぶりに数日一緒にいたら、
もうこれだもの…
。
はぁ～、
もうすっかり元気になったのなら、
いつまでも長居は無用。
早く自分の家に戻ろう…。
そう思いつつ、
後味悪いままで分かれて
何かあっても言えない関係に戻るのも寂しいし…
。
もう一泊して
一緒に食事と買物して、
無事笑顔で分かれてきましたよ
。
変わらない娘。
変わらない私。
お互いの違いを認めることと、
親としての心配、
そして躾の難しさ。
いまだに娘から卒業できないワタシです
。
１００組の親子には、
１００通りのスタイルがあって、
正解なんてないし、
子育てに終わりはない。
実際私だってまだ
母に心配かけているかもしれないし、
２５歳になる娘に
いまだに振り回されている情けない私ですが、
親と子のコミュニケーション
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