分かっているけど、
ごめんね。
さみしいだろうけど、
ごめんね、
早く帰ってきて欲しいだろうけど
でもごめんね
仕事変わって欲しいだろうけど、
でもごめんね。
こんなにごめんね、ばかりなのに、
自分では頑張って子育てしてきたつもりだった。
でも、
優しく抱きしめてあげることもなく、
一人親家庭で
強くなって欲しいと突き放すばかり。
ちゃんと育てなければという義務感は
決して純粋な愛情ではなかったのかもしれない。
ちょっと何かしてあげれば
恩着せがましくなるばかりで、
きっとちっとも嬉しくはなかっただろう。
そして、
こんなに頑張っているのに、
こんなにしてあげているのに、
どうして伝わらないのだろう…。
どうしてわかってくれないのだろう…。
ってジレンマいっぱいの毎日。
頑張っているつもりなのに、
思うような結果が出ずに悲しさとストレスが溜まる日々。
せっかく
きっと~~なんだろうな、、、
って分かっているのに、察しているのに、
けど、、、
って自分で打ち消して、察した思いを受け流していた。
結局、一つも思いに寄り添うことなく、
我慢ばかりさせていた。
それで、分かって欲しいと本気で思っていた。
分かるわけ、ないよね。
ごめんね。。。
せっかく察してあげられたのだから、
その気持ちに寄り添って、
その思いを叶えてあげられる方法を考えよう。
けど、、、
って、その前の思いを全て打ち消すつなぎことば。
その前に、どんなに素敵な言葉を並べても、
けど、
って続いた後は、
その前の言葉は全てなかったことになるんだって聞いたことがある。
けど、はナシ。
その上で、
せっかく寄り添った優しい気持ちは、
素直に表現しないと伝わらないから。
思いと正反対の行動をとりながら、
分かってほしい、はムリなお話。
ましてや相手が子供ならなおさら…。
やっと気づいた。
ごめんね。。。。
ただ、私だって、私なりに、
その時出来ることを精一杯頑張ってきたはず…。
その時、私の精一杯を頑張った自分があって、
今ここに、今の自分がいる。
その時頑張っていた自分は、
認めてあげたいと思う。
よく、頑張ってきたねって。。
その上で、今なら、
出来る気がする…。
いくつになっても、
いつまでも、
ずっと母子だから。。。
これからも、
よろしくね。