こんにちは。

すっかりごぶさたしておりました。

2020年も今日で終わりですね。
今年は思わぬ出来事に社会全体が右往左往させられました。ある意味世界中が同じ体験をした一年だったのかもしれません。
皆さんはいかがでしたか?

昨夜の満月。ホントに綺麗でした。

私自身はおかげさまで元気に過ごせていましたが、娘の学校が休校となったり、姑のいる介護施設が面会禁止となったりで大変だなと思った事もありました。
無意識に緊張していたのかな。
でも家族無事に過ごせている事に心から感謝ですね。

ベッドでまったり〜。

さて今年最後のお話にしてはちょっとしんどい内容かもしれませんが…。
夏のある日、朝早く出かける娘を車で送るために門を出ると、道路に子猫の亡き骸を見つけました…。
「お母さん。猫が〜っ!」と呼ぶ娘の声で気が付いて、何とも言えないため息をついてしまいました。
時間がなかったので先に娘を車で送る事にしましたが、正直言うと小学校の近くだし誰か役所に連絡してくれないかなと願っていました。
でも家に戻ってみると子猫はそのままでした。
私は役所に連絡した後、小さな箱に真っさらの布にくるんだ子猫を入れて、気持ちばかりのお花を添えてさよならしました。
子猫は車にでもひかれたのでしょう。
私は、何でこんな小さな子猫が1匹でいたんだろう?誰かが捨てたのかな?と頭の中で考えるうちに、悲しみとせつなさ、少しの怒りで泣きたくなりました。
もしかして我が家にまた誰か置いていったのかな、そんな事も思ったり…。

秋にお別れしたおじいちゃん猫

我が家の5匹の猫達は保護猫です。
家人が保護した子達でしたが、今は私がお世話しています。
家人が犬や猫を保護する事が知られていたのか、以前は我が家に引き取ってほしいと犬や猫を連れてくる人が結構いました。
(詳細はいずれまたお伝え出来れば〜。)
理由は介護があるから、家に既に飼っている子がいるから、引越しするから、拾ったけど面倒をみられないからと様々です。
中には保護活動をしている人からの紹介でと言うのもありました。
家人は自分が保護した子達以外にそんな子達も引き取ってお世話していましたが、数と年齢には限界があります。
他の事情もあって私が強制的に介入して代わりにお世話をするようになりました。

仲よし友達

最初は保護猫達が他にもいて、このままではいけないと環境を整えたり、里親さんを探すべく無我夢中で動きました。
全て初めてずくしで大変でしたが、色々な方々のおかげで今は5匹の保護猫ニャンズと過ごしています。
(私の行動がすべて正しかったとは思っていません。他に良い方法があったかもと考える時もあります。)

色々な経験から感じた事は、動物と暮らすには責任と覚悟を持って欲しいと言う事です。
彼らも生き物、彼らを家族に迎えると決めたのならば、自分が心地よいと思うのと同じ環境と食事、トイレ、そして自分が受けて嬉しいのと同じ愛情を与えてあげなければならないと思います。
もちろん時にはイライラしたり、怒りたくなる事もあるでしょう。でもやっぱり最後はごめんね、となりますよね。
彼らはそれも受け入れてくれるのです。
私はそんな事を彼らから学びました。

窓からの風は気持ちよいよね。

動物を引き取って欲しいと言う人達は本当に普通の人です。
だからなおさら何故?
と言いたくなります。
もし自分が動物の立場だったら?
みんなに考えて欲しいです。

コロナ禍でペットを飼う人が増えたと言うニュースが流れた一方で、ステイホームが終わって通勤、通学が再開されて大変になったからと保護団体に引き取って欲しいと言う依頼が多くなったと言う悲しいニュースが流れます。
ため息しか出ませんがそれもまた事実でしょう。
人間さまは本当に学べないのでしょうか?
そんな事はないと思います。
動物と幸せに暮らしている人達もたくさんいるのですから〜♪
こんな時だからこそ動物や人との関係を考えて欲しい。
自分は何もまだ分かっていないから学ぶ事も良いのかもしれません。
どうか人と動物が本当の意味で対等に共生できる世の中になりますように…。

長くなってしまいました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。

来年は明るい年となりますように!
良いお年をお迎えください♡