こんばんは、hawk-T&Hです。
お陰様で、私どものかわいい子達がふたつ落札されました。
ありがとうございます。
m(_ _)m
(ちょっとドナドナな気分...。)
正直な話、買ってストックしている時点では全く売る気がなく、長期にレギュラーで履くために(履き潰してしまうため)数足ずつ押さえていました。
私どもの様々な事情から、寂しくもありますが手元に最低必要数のみを残し、大事に履いて頂ける方を探そう。
という事由で出品と相成りました。
というわけで、引き続きEXT LUX collection(エキゾチック ラックス コレクション)を出品致します。
もうショップ市場では、ほぼ枯渇状態のこのコレクション。
とってもお値打ちなスタート価格に設定しておりますので、ぜひご覧になられて下さい。
ポンプフューリーの蛇柄において、私どもの主観では歴代一番のクオリティではないかと思います。
出品物が落札されずにある限り、毎週水曜日の夜予定で再アップしますので、お目に掛けて頂けましたら光栄でございます。
m(_ _)m
さて、今回は2008年に登場した、通称・蛇柄シリーズ…アトモス別注のsnake collection と EXT LUX collection の比較検討をしてみたいと思います。
参考までにアトモスのsnake collectionは、カラーデザインの元(モチーフ)となったと思われるモデルと並べて撮影してみました。
アトモスの蛇柄は4色の展開でリリースされました。
初回に水色、紫色、黒色の3色、次回に白色1色のプラス展開。
以下、名前・カラー表記は、製品BOXラベルの表記字体・構成に準じております。
(未購入、不明な物は除きます。)
◎水色・snake collection
左:INSTA PUMP FURY カラー表記:BLUE RPT/BLK/SILV/RED
(ちなみにRPTとは、reptilesの略で爬虫類という意味)
右:Instapump Fury (’94年型・オリジナル) カラー表記:不明 (恐らく、Blue/Blk/Silv/Red)
水色は初期型の2ndカラー・モデルの水/銀/黒のモデル(通称・水色fury)がモチーフですが、実際に見た感想では暗色の水色になってしまっています。
水色の靴自体が少ないので、好きな方は便利に使えるのではないでしょうか?
2ndのフューリーにはリーボックの刺繍(ベクターマーク)の差し色には赤が差してありますがしかし、残念ながらこちらのアトモス別注には、手抜きなのか、気付かなかったのかどうなのかはわかりませんが、赤の差し色はありません。
何故かボックスのカラー表記には、REDの表記がありますが実際の製品には赤が使われている事は、目を皿のようにして探して靴自体を見ても全く何処にも無く、スニーカーショップでありながら商品に対する不勉強さ、無関心さが露見されてしまったように見受けられます。
このsnake collectionシリーズには、スペア(?…と思われる)のインソールが付属しているのですが、その存在自体に意味があるとは思えず、不要に思われます。
経験上においてソックスを履いて一般通常的街履きに使用している限りでは、インソールがくたくたになる前に、アウトソールが先に無くなってしまいますので…。
( ̄_ ̄;)
◎紫色・snake collection
左下:INSTA PUMP FURY カラー表記:DRK VIO RPT/BLK/WHT
右下:Instapump Fury 95 (再販版) カラー表記:Drk Violet/Blk/Wht
右上:Instapump Fury (オリジナル・前期型と推測、チェンバー生地の縦糸の見え方が特徴的)
カラー表記:Dark Violet/Black/Whte
左上:Instapump Fury (オリジナル・後期型と推測、チェンバー生地がサラッとした感触で、紫の後に販売された通称・トリコロール カラーや、紫の再販版の生地と似ている)
カラー表記:不明(恐らく、Dark Violet/Black/Whte)
色味はオリジナルと近め(95年再販版とオリジナルでは発色が違う)なのですが、やはり暗い色味になっています。
リーボックの刺繍(ベクターマーク)には、本来は黒の差し色が差してあるのですが、全部真っ白で手抜きに思われます。
とはいえ、使えないアイテムかといえば、使い方によってはそうでもないかなとも思います。
hawk-T は2足購入したのですが、1足分インソールが同梱されていませんでした。
そして、ろくに検品もされていないのでしょうか?片足だけチェンバーに空気がパンパンに込められていて、
チェンバーが伸び伸びになってしまっていました。
また、この蛇柄モデルからチェンバーのモデルチェンジ変更が順次行われているようで、旧タイプと新タイプが混在しています。
◎黒色・snake collection
左:INSTA PUMP FURY カラー表記:BLK RPT/CITRON/RED
右:INSTAPUMP FURY (’97年復刻版・リーボックジャパン扱い)
カラー表記:BLK/CITRON/FIRECRACKER RD
スネークスキンの部分は、蛇の模様柄がなくつるっとした印象のウロコ模様です。
あまりひねりが無いと感じます。
チェンバーも本来の1stカラーモデルのシトロンではなく真っ黒で、万人受けしやすく黒にしたのでしょう…、
結果インパクトは無くなりました。
リーボック刺繍(ベクターマーク)の色は、ヨーロッパ発売バージョン1st復刻版カラーと同じ(シトロンに赤の差し色)ではなく、1stジャッキーチェンモデル・カラーと同じ、全部がシトロンのベクター・マーク(リーボック・ロゴ)。
hawk-H は資料用ということで購入しましたが、hawk-T は、『捻りが足りない』と言い放ち購入をしませんでした。
この上記の3足が同時にリリースされました。販売予約を受けていましたが、実際は予約などしなくても余裕で買えました。
この3足がリリースされた時に、サムライマガジンのウェブページに、
アトモスのスタッフさんの大変素晴しいコメントが掲載されておりました。
「今後、このモデル(のデザイン・クオリティ)を超えるフューリーは現れない」 と...。
しかし、(軽々と)超越したフューリーがその後登場、存在します。w
それが「EXT LUX collection」です。
◎白色
こちらはリリース前から二人とも見向きもしませんでした。
情報がアナウンスされ、画像を見た瞬間..。orz
(一Д一;)
まず、差し色がピンク。そして、チェンバーが黒。
基本色のホワイトと差し色のピンクの組み合わせが、全然ピンときません。
チェンバーが黒というのも、他のモデルでたくさん黒チェンバーのものがあり、今更また出すの?! という感覚が強かったです。
前記3足のクオリティから見て買うに値しないという見解に至り...。
当然、二人ともスルー未購入です。
ですから当然、持っていませんので画像はありません。w
そして……
‥何と云ってもアトモス版白蛇をスルーした最大の理由は、EXT LUX collectionシリーズがリリースされるという事前情報を仕入れていたため。w
◎EXT LUX collection
左:INSTA PUMP FURY-EXT LUX カラー表記:PPWHT/BRSS/GRY
(カラー表記、詳細つづり:PAPER WHITE/BRASS/GRAY ちなみにBRASSは真鍮という意味)
右:INSTA PUMP FURY-EXT LUX カラー表記:BLACK/HYPERGREEN
EXT LUX PAPERWHITE (灰白色/金色/灰色)
私どもの思うところ、この蛇柄が歴代の蛇柄furyで今のところ一番威光を放っている蛇柄モデルではないでしょうか?
まず、アトモス版・snake collectionと比べて蛇柄がはっきりしていてインパクトがある。
そして、色の使い方が何とも絶妙、芸術性も高いです。
ウロコにグレー・ホワイトに近い色味の薄いグレーの2色と、ゴールド・パール(どちらもマイカのような非常に細かいラメ)の更に2色の合計4色が使われていて、複雑な色味を実現しており、光の当たり方によっても色味や輝きが変化します。
チェンバーには、目が非常に細かいサンドペーパーのような質感の新しいマテリアル(素材)が使用されていて、光が当たると細かくキラキラと輝きます。
そして、チェンバーブリッジにも金色を使い、型押しもはっきり出ていて質感が高い。
グラフライトには半鏡面のような金色のメタリックテクスチャが張り付けてあり、インパクトが高い。
エア・コンプレッサーは金色にカラーリングされており、リリーフバルブはグレーと細かい所まで作りこみがされています。
とにかく、前文でも述べた通り、色の組み合わせが今までになく絶妙であると思います。
EXT LUX BLACK (黒色/濃青緑色)
カラー表記がHYPERGREENという割には、緑ではなく青なのです..。
初期サンプル版はミッドソールが白でしたが、こちらの製品版は黒に変更されています。
チェンバーブリッジとグラフライトのテクスチャーが、緑のメタリックだったら間違いなく速攻で市場から消えたのでは?と思いました。
とはいえ、青と黒の蛇柄というのも悪いものではないと思います。
なにしろ、ウロコの模様が気持ち悪いのです(リアル蛇柄っぽいような印象です)。
ですから違う意味でインパクトはあります。
それをカッコイイと思うか、ただの気持ち悪いと取るかはその人次第かなと思いますが..。
こちらも、蛇柄にマイカのような非常に細かいラメが使用されているのですが、正直、何色のラメが使われているのか、数えるのに悩んでしまうくらいに多色のラメが使われています。
そのことにより、光の当たり具合で複雑な輝きを放ち、ウロコ模様がリアル蛇柄っぽいような印象を受けるのだと思います。
チェンバーはPAPERWHITEと同様に、目が非常に細かいサンドペーパーのような質感の新しいマテリアル(素材)が使用されており、光が当たると奥の方で細かくキラキラと銀色に輝いています。
こちらは黒チェンバーなので、光が当たった時の細かくキラキラと輝くのがわかり易いです。
作り込みの加減で云えば、こちらも素晴らしい出来栄えです。
コーディネイトとしては、普通に濃いめの色のデニムなどに合わせやすいのではないかと思います。
以上、色々と長々と述べておりますが、読んで頂いて少しでも楽しまれて頂ければ幸いで御座います。
また、私たちの出品物であるからEXT LUX が素晴らしいという訳ではなく、コレクターとしての視点・観点から鑑みても、秀逸な出来栄えであると思っております。
ですから、お値打ち価格スタートにして、スニーカーをあまり知らない方々にもお洒落に楽しんで履いて頂けたら良いなぁとも思っております。
hawk-T & H


