高校の時の知り合いの芝居を観に行く。
100人弱の小劇場。
妙に懐かしく、無駄に泣きそうになった。

中身は予想以上でも以下でもなく。
ただ、知り合いがこんなに下手だったっけ?とだけ思った。
脚本は納得いかない点も多かったが、勢いはあった。
今の自分には書けないとは思う。


終演後、次もあったから面会もせずに出てきたら1時間くらいして電話で礼を言われた。
普通に就職していることを伝えるとちょっと寂しそうだった。

なんとなく脚本書いたりしていることは言わなかった。





前の携帯のメモリーカードをいじっていたら、2年くらい前のメールのやりとりが残っていた。
今では普通に笑い話にしているが、さすがに傷跡にナイフをぶっ刺すような真似をすると心が傷んだ。
生々し過ぎた。