久々の演劇手伝いのお誘いがあった。

交通費くらいのお金が出るらしい。

どうせ夜行バスに乗るので大阪駅まで行く必要があるからむしろありがたい。

ということで2つ返事でOKしたのだった。



昼過ぎに新大阪の会場に着くと妙に緊張した空気。

仕事と言った雰囲気だ。

それもそのはず、今回はいつも行くような2000円程度の劇団公演ではなく、4000円ほどするプロデュース公演だったのだ。

ほとんど演劇界から足を洗っている人間が居ていいのかと思いつつ、出来ることをせっせとこなす。

無難に昼公演が終わり、ぼんやりしているとプロデューサーっぽい人に違う手伝いの人のミスに関して注意される。

見事なくらい見分けついてないんやなーと苦笑い。

夜公演のときも指定席の扱いで多少怒られる。

知らんがなーとかいいたくなったが、地味な罪悪感もあったりするので、夜行バスの都合もあり夜公演が始まって1時間くらいでそそくさと劇場を後にする。


大阪駅前にて夜行バスに乗り、東京に出発。