2004年12月1日、事実上のラストアルバムとなった5thアルバム「FREEZE」を出し、
2005年5月3・4日に単発ライブをしてから一時活動休止状態に入り、
2005年11月27日~12月29日で“一時解凍”のツアー。
このツアーは、ツアー後に解散をすることも視野に入れていた。
そして2006年1月4日、追加公演の武道館にて解散しないことを発表。
それから約3ヵ月後の4月2日、ファンクラブ限定の単発ライブを行う。
ファンはバンドの復活を喜んだ。
だがそれから10日後、オフィシャルHP上にて解散を発表。
4月12日、PIERROTは解散した。
原因は簡単に言えばギター2人がソロ活動に専念したいから、ということらしい。
解散ライブも無し、というより出来ないくらいギター2人の気持ちがPIERROTから離れてしまっているらしい。
キリトは諦めない、とは言ってるけど“休止”として変に希望を持たせずに“解散”という表現。
ラストシングルは出るが、レコーディングをしていた(らしい)ラストアルバムはお蔵入りの雰囲気。
悲しい解散劇。
そして、この記事 でとりあげたPsycho le Cému。
最近、サイコの活休に関するロングインタビューを読んだんですが、ようするにメンバー全員がサイコが好きだから一旦活動を休止しようということらしい。
私はこのバンドをメジャーデビューしてからちゃんと知ったんですが、正直インディーズの頃を見てみたかったなって気がしてました。
メジャー中期~後期のサイコはそれほどファンじゃない私が見ても迷走していたように見えました。
メンバー全員がPsycho le Cémuというバンドが好きだからひょっとしたら期間限定再結成も不可能じゃないみたいだし、
わずかな望みをってことで“休止”なのだとか。
悲しいけど、まだ納得は出来る解散劇。
でも、どっちが幸せなのでしょうか?
PIERROTも数年前なら円満な状況で解散出来たかもしれない。
でも、もしそうしていたら何本ものライブが行われていなかった。
たくさんの音源が生まれていなかった。
サイコも限界が来るまで活動したらもっとたくさんの時間を共有できた。
活動再開が約束されているわけではない。
いつか来るとはわかっているけど、終わりは出来れば見たくない。
とにかく明日、サイコのラストツアーに行ってきます。