ヤフオクで出品する際、過去にどのくらいの金額で落札されたのかを知ることにより、即決価格の設定などに役立てることができます。
しかし、その情報は信用できるのでしょうか。
今回は、過去の落札相場の信ぴょう性や、値付けのポイントについてご紹介します。
◎過去の落札相場は「終了したオークションの検索」機能で調べられる
ヤフオクにおける過去の落札相場は、画面上にある「終了したオークションの検索」機能によって簡単に調べられます。
例えば、トップページのキーワードに「Macbook Pro」と入力した後、検索結果が表示されたら、右側に表示された「落札相場を調べる」をクリックします。
すると、落札最安値・平均値・最高値が件数の右横に表示されます。
ちなみにこのデータは、過去120日前までの取引結果となっています。
◎相場通りの金額で間違いないと言えるのか
相場をチェックしてから入札するユーザーは少なくないことから、相場を意識した値段設定はある程度有効と言えます。
しかし、商品によってはライバルも多いため、差別化を図るためには金額面の調整だけでは不十分な場合もあります。
即決価格の設定に用いるのはよいですが、オークションであることを前提に考え、参入の敷居は低くしておいた方がよいでしょう。
◎価格を安くできないなら、価格「以外」での対応をアピール
自分が購入した金額を考えると、相場が購入金額を大幅に下回っている場合、なかなか価格を下げる勇気が出ないという方も多いと思います。
そのようなケースでは、価格「以外」のところでアピールをかける必要があります。
市場にそれほど出回ってない商品で知名度が低いのであれば、目立つテンプレートページでユーザーの目をひいたり、送料を落札者に負担させない姿勢をアピールしたりしてチェックリストに入れてもらうといった方法が考えられます。
一概に相場だけを考慮するのではなく、購入する側のメリットを考えた戦略が必要と言えそうです。