戦国大名の嚆矢と言われる越前の朝倉孝景。
彼の自筆書状が100年ぶりに見つかったそうで、展示してる福井県の一乗谷朝倉氏遺跡資料館に早速行ってきました。
朝倉孝景は「下克上の典型」か 直筆書状など展示、実像迫る
朝倉氏の一乗谷初代、朝倉孝景の実像に迫る福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館のテーマ展が22日、福井市の同館で始まった。約100年ぶりに見つかった直筆書状など史料約40点を紹介。乱世を勝ち抜き、下克上の典型とも評される人物像とは異なり、英知にあふれた姿を伝えている。12月16日まで。
孝景(1428~81年)は1代で越前を治める大名に成り上がったため、公家の日記には「天下の悪事を始めた張本人」などと登場する。
一方、今回県が入手した直筆書状は、協力関係にあった越前北部の有力武将堀江氏に対して瀧谷寺(たきだんじ)(福井県坂井市)境内の竹の処理などを丁寧に問いただす内容。家臣の笠松氏に宛てた直筆書状2点(県立歴史博物館蔵)と見比べると、丁寧な筆致と言葉遣いで交渉していることが伝わる。訪れた人は、繁栄の礎を築いた武将の実像に思いをはせていた。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/event_calture/57989.html 福井新聞online(2014年11月22日午後6時30分)
とりま以下釈文に起こしてみる。
瀧谷寺竹木可被切之由申候処、寺
内之竹木可殘之由被申候、敵くろみニ
付て可陣取之由風聞候之間、可被切之由
申候き、雖然時宜御思案候て、重而可承候、
又竹木の事さしあたりて用の
子細ハなく候、被賣候ハ者少々買候ハん
するよし申候、次細呂宜宇祢へ臓物
あつけ置候処、敵へ被取候由承候、以前
国中へもたせられ候と
如此候ハんすると存候て ○ 申候つるいかか御成
敗候哉、以後の事ハなにとせられ候て
可然候ハんする哉、各御談合候て可
承候、恐々謹言、
十月六日 孝景(花押)
堀江中務丞殿
進之候
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