アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者 寺本圭佑 -5ページ目

アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者 寺本圭佑

アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者、寺本圭佑の教室やイベントについて書いています。

申し遅れましたが、このたび2025年7月よりポッドキャストというものをはじめました。

 

今までポッドキャスト自体を聞いたことがなかったのですが、妻が絵を描きながら聞いていたのを見て、「作業しながらとかの人は動画より音だけの方がいいよ」ということでした。

 

今までハープの演奏動画を毎日欠かさずアップしていたのですが、よく考えたら、弾いている動画を見てほしいというよりは、演奏を聴いてほしい、できれば毎日頑張って書いている概要欄の楽曲解説も読んでほしいと思っていたことに気づきました。それで、曲やハープの解説などを少しお話して、曲を聴いてもらえるポッドキャストを始めることにしました。

 

もうすぐ500日連続になる演奏動画ももちろん続けていきますが、少しずつポッドキャストに移行していくかもしれません。

ぜひお気軽にお聞きいただけたら嬉しいです。0回はいまさらながら自己紹介をしています。

 

楽曲紹介ではリリースしているものを1曲全編聞けるようにしています。

お話と演奏で音楽への理解を深めてもらえたらと思います。

 

 

 

 

毎日暑い日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。このたび『スーントゥリー 眠りの弦 vol.2 金属弦ハープで奏でるケルトの子守唄』をリリースしました。

Apple Music 等で音楽配信中です。毎晩お休み前にお聞きください。

 

Apple Music 等で音楽配信中です。毎晩お休み前にお聞きください。

https://linkco.re/v0CUgmTV

 

CDがご希望の方は教室でも販売します。

https://cinamon.thebase.in/items/113777645

 

音楽配信に向けてすでに250曲以上録音したのですが、ふと思うことがあり、全部再録しようかと考えています。芸術家の仕事はこのような徒労の繰り返しですが、より良いものをお届けできるように尽力します。

さて、8月のハープ京都教室の日程は下記のとおりです。かなり長い間、京都にいますので、時間外の希望があればお問い合わせください。

 

8月14日(木)~18日(月)

金属弦アイリッシュ・ハープ京都教室
8月14日(木)
①10:00-11:00 ②11:15-12:15 ③13:30-14:30 ④15:00-16:00 ⑤16:30-17:30(ご予約済み)
15日(金)
①10:00-11:00 ②11:15-12:15 ③13:30-14:30 ④15:00-16:00 ⑤16:30-17:30(ご予約済み)
16日(土)
①10:00-11:00 ②11:15-12:15(ご予約済み)③12:30-13:30(ご予約済み)④15:00-16:00 ⑤16:30-17:30
17日(日)
①10:00-11:00(ご予約済み) ②11:15-12:15(ご予約済み) ③13:30-14:30(ご予約済み)④15:00-16:00 ⑤16:30-17:30(ご予約済み)
18日(月)
①10:00-11:00 ②11:15-12:15(ご予約済み)③13:30-14:30 ④15:30-16:30(ご予約済み) ⑤17:00-18:00(ご予約済み)

会場:アトリエリンデン(京都市北区小山南上総町43-2)
アクセス:京都市地下鉄烏丸線「北大路」駅徒歩7分
会費:7000円
予約:queenmaryharp@gmail.com (寺本)

・すべて個人レッスンですので、楽器が初めての方、楽譜を読むのが苦手な方でも安心して受講することができます。

・初めは寺本圭佑編著『初学者のための金属弦ハープ教本』を用います。

・その後は寺本圭佑編著『20弦ハープで奏でる366の曲集』を学びます。

・ある程度弾けるようになったら、ご自身で弾きたい曲をお持ちいただいて、一緒にアレンジを考えるレッスンもしています。

・私が毎日動画公開している曲の中でも弾きたいものがあれば教えられます。

・楽器貸出制度あり。その日からご自宅で練習できます。

・ハープ制作も承っています。全額先払い、キャンセル不可。

・アーチドハープも教えています。

 

 

 

今から約300年前のアイルランドで活躍していたカロラン Turlough O' Carolan (1670-1738) の作品を集めたアルバム。部数限定でCDを制作しました。こちらからお買い求めいただけます。

 

20年以上前にカロランで卒業論文を書いて以来、博論でもカロランのことを扱い、長年演奏し続けてきました。演奏するたびに新たな発見があり、まだまだ知らないことばかりだなと思い知らされます。現在70曲以上録りためており、編集を終えたものから少しずつ配信していきます。

 

第一部では、雨田光示先生の元で初めて奏でたカロランの作品である「カロランのコンチェルト」をサブタイトルにしました。対旋律を書いて2台のハープを重ねて弾いてみました。

 

18歳の頃に天然痘にかかり失明したカロランは金属弦のアイリッシュ・ハープを学び、旅の音楽家として活動を開始します。アイルランド各地の貴族や領主の婚礼を祝う曲、楽しい酒の歌、ラメント、初恋の人ブリジット・クルースへのラブソングなど数多くの名曲を残し、後世のハープ奏者やバグパイプ奏者、歌手、フィドル奏者等によって今日まで伝えられてきました。カロランは死後英国のヘンデルに比肩するアイルランドの国民的音楽家とみなされるようになり、かつてはアイリッシュ・ポンド紙幣にその肖像画が用いられ、水星のクレーターにもその名を残しています。

 

初恋の人との別れ、天然痘による失明、敗戦後の罰則法の時代と、艱難辛苦の青春時代を過ごしたカロランですが、彼の作品は聞く者の心を軽く、明るくしてくれるような作風のものが多く残されています。

 

カロランはローリー・ダル・オカハン Rory dall O'Cathain やコネラン兄弟 Thomas/William Connellan などが作曲していた古いハープ音楽と、アイルランドの人々が歌い奏でていた民謡、ヴィヴァルディやコレッリなどのイタリアバロック音楽を採り入れた独自の作風を確立したことで知られています。

 

とてもひとりの人間が作曲したとは思えないヴァラエティに富んだ曲想の中に、やはりカロランらしいモチーフがしっかりと織り込まれています。カロランの残したハープの響きは、時代と海を越えて現代の日本でも鳴り続けています。

 

カロランも演奏していた金属弦のアイリッシュ・ハープを中心に、奏者自ら設計、製作した9台の大小異なるハープを使用。木材やアレンジによって異なる音色をお楽しみください。

収録曲

  1. カロランのコンチェルト Carolan's Concerto 3:19
  2.  バプティスト・ジョンストン Baptist Johnston 3:23
  3.  キャプテン・ヒギンズ Captain Higgins & Jigg 3:51
  4.  エレナー・プランケット Eleanor Plunkett 4:37
  5.  ロフタス・ジョーンズ Loftus Jones 4:00
  6.  ジェームズ・クロフトン James Crofton 1:55
  7.  クロフトン夫人 Mrs. Crofton 1:25
  8.  妖精の女王 Fairy Queen 3:04
  9.  スクワイア・ウッド氏のラメンテーション Squire Wood's Lamentation 2:54
  10.  ヒューレット Hewlett 2:28
  11.  ブリジット・クルース4 Bridget Cruise 4 3:26
  12.  チャールズ・オコナー Charles O'Conor 1:48
  13.  ジョン・ハート John Hart 2:44
  14.  オハラの杯 O'Hara's Cup 2:13
  15.  ファニー・パワー Fanny Power 3:02
    total: 44:09:00

使用ハープ:
ゆりのき製金属弦ハープ(op.65, 27弦, G2-E6)
桐製カーボン弦ハープ(op.151, 20弦, G4-E7)
ヒノキ製金属弦ハープ「龍のハープ」(op.311, 20弦, G3-E6)
ヒノキ製金属弦ハープ「シャムロック」(op.317, 20弦, G3-E6)
ヒノキ製金属弦ハープ (op.322, 27弦, G2-E6)
ホオ/桂製カーボン弦ハープ(op.341, 13弦, G5-E7)
ホオ/ヒノキ製金属弦ハープ (op.344, 13弦, F2-D4)
ゆりのき製金属弦ハープ(op.345, 20弦, G3-E6)
メープル製金属弦ハープ「シナモン」(op.347, 27弦, G2-E6)
楽器設計、製作、編曲、演奏、楽曲解説:寺本圭佑

 

こちらで収録曲の楽曲解説をまとめています。

 

寺本圭佑『エコーズ・オブ・カロラン vol.1 カロランのコンチェルト』Apple Music, Spotify, Amazon Music 等ストリーミングサービスにて配信中。こちらからすぐにお聞きいただけます。

 

横浜、日吉と京都、北大路で金属弦ハープを教えています。私が制作したハープのレンタル、販売もしています。