山梨県在住の「てる」です。
今回ノーパンクタイヤのNEXOを購入して自転車に装着させたので、その装着の模様と乗り心地を紹介します。
私は購入の際、乗り心地よりも装着方法の方を詳しく知りたかったので、今回は装着方法に重きを置いてレポートします。
どうぞ。
1.装着の模様
2.乗り心地
1.装着の模様
今回NEXOを装着させた自転車はANCHORのCX900です。弟から貰ったものなので何年製とかよくわかりません。
本来シクロクロス用自転車ですが泥除けやキャリアを付けてランドナー仕様にしてあります。
さて、2018年8月18日のことです。
注文していたNEXOのノーパンクタイヤが届きました。
購入したのは700×35Cのブラウンです。
amazonでNEXO Tiresさんからの購入でして、通常配送料無料で値段は12,600円でした。
弟からもらった時のタイヤは700×28Cでしたが、シクロクロス用なので「700×35Cでも難なく履けるでしょ」とあまり深く考えずに購入しました。
大きさがわかるように「お~いお茶(500ml)」を置いて撮影してみました。
箱の中味はこちらです。
タイヤ側面には「NEXO」・「(35-622)700×35C」・「DIRECTION」・「MADE IN TAIWAN」と描かれています。
一方こちらの袋の方ですが、
中身を広げるとこんな感じです。
内容は
1.Tボルト{(S20.5×23pcs)(S21.5×23pcs)(S22.5×23pcs)(S23.5×23pcs)}が2セット(合計8袋)
2.装着棒 1本が2セット(合計2本)
3.結束バンド2本が2セット(合計4本)
5.Caliper Instructionキャリパーの組立方法 1枚
6.T-Bolt Selection Caliper 1枚(組み立てて使用します)
です。
まずはキャリパーを組み立ててリム内幅を測定し、早見表で最適のT-Boltサイズを見つけます。
(難易度★)
測定した結果、私の自転車のリム内幅測定値(B)は20.5でした。
ということでT-BoltサイズはS20.5(最小サイズ)です。
次にT-Boltをラジオペンチを使って実際にリムに嵌めてみます。
滑り落ちたりするようなことはありませんでしたが、キツキツでした。
(難易度★)
「T-Boltの差し込み」からの「タイヤの装着」。
(難易度★★★)
T-Boltの装着は難なくできましたが、タイヤの装着がキツくてとても難しかったです。
説明動画を見ても結束バンドを使ってもうまくできず、結局家族の手を借りました。
二人いればそんなに難しくはないと思います。
タイヤビードの押し込み
(難易度★)
装着棒を使ってタイヤビードをリムに押し込みます。
難易度はそれほどではありませんでしたが疲労度が★★★。
T-Boltの押し込み
(難易度★★)
装着棒を使ってT-Boltをリム内に押し込みます。
初め、どんなに力を入れても押し込めなかったので、一度タイヤを外して、T-Bolt単体でリム内に押し込んでみました。力の大きさが全然足りてませんでした。
改めて、「タイヤの装着」から「タイヤビードの押し込み」を経てT-Boltをリム内に押し込みました。
疲労度★★★
装着終了です。お疲れ様でした。
(備考)
T-Boltの押し込みですが、説明動画と実際とでは力の入れ具合が違う感じがしました(動画の方は難なく押し込んでいるようでした)。
装着後、NEXOのホームページをいろいろ調べてみたところ次のホームページ(台湾)を発見しました。
http://www.pcstore.com.tw/nexo/M21369635.htm
これによると、私が購入した700×35CのノーパンクタイヤのT-Boltは私が使っているリムには嵌らないようです。
図表によると700×35Cのノーパンクタイヤは、(輪框寛度(mm)・扣件尺寸(mm))が(18・20.5)です。
これに対し私のリムは(輪框寛度(mm)・扣件尺寸(mm))が(17・20.5)です。
つまり私のリムはT-Boltボルトを押し込む輪框寛度(mm)が1mm短い(狭い)のです。
どうりで押し込むのに苦労したわけです(輪框寛度(mm)が18mmだったらもっと楽に装着できたでしょう)。
それでも扣件尺寸(mm)が20.5mmと仕様通りなので一旦きちんと押し込まれたものですからこのまま様子を見ながら使っていこうと思います(もちろん自己責任)。
みなさんも購入の際は台湾のホームページを見て、輪框寛度(mm)・扣件尺寸(mm)を確認してみてください。
2.乗り心地
お待たせいたしました。
乗り心地についてです。
感想を書くにあたり、一応河口湖を軽く一周してみました。
まずは大石公園でパチリ。
続いてロープウェイの近所でパチリ。
さて、乗り心地ですが独断と偏見により★★★としました。
まず地面からの反発は全く気になりませんでした。
次に、転がり係数とかですが、正直そのような難しいものはよくわかりません。きっといくらか悪くなっているとは思います。しかし私自身、転がり係数などはトレーニングの一環だと思って受け入れているので全く気になりません(もともとシクロクロス用の自転車ですので、速さや運動効率などは求めていません)。
ということで強引にまとめますと、速さや運動効率を求めない人にとっては装着する価値のあるものだと思います。地面からの反発も特に気になりませんし、何よりパンクしませんし。
しかし、速さや運動効率を求める人にとっては何とも言えません。正直なところ私自身、良くなっているのか悪くなっているのかわかりませんし、恐らくそういったものを求める人にとってはシュワ○ベなどのタイヤのほうが優れていると思います。
以上、勝手ながら乗り心地でした。
(備考)
ノーパンクタイヤTANNUS Aither1.1について。
以前弟からCannondaleのクロスバイクを貰いました。その自転車に2年前TANNUSのノーパンクタイヤを履かせましたが、このタイヤは無理だと思いました。
TANNUSのタイヤは700×28Cなので今回のNEXOと直接比べることはできませんがTANNUSは何といっても地面からの反発が相当ありました。ちょっとした段差でも手に伝わってきて、走っている間中コツコツ・コツコツ・コツコツ・コツコツ大変でした。
その後半年くらいで、弟が持って行ってしまい乗ることができなくなりましたが、弟曰く「何だこりゃ。こりゃひどいな。」「ま、でも、パンクしないというのは大きなメリットだ。」「ま、何か工夫して乗ってみるよ。」。
その後、後輪のスポークが1本折れたという話を聞きました(何とかタイヤを外さずにスポークを1本だけ替えたと言ってました)。
ただですね、可能性としてはTANNUSも700×35Cだと地面からの反発が抑えられている可能性もあります。
いろんなことに当てはまりますが、購入前にはやはり試乗をしたほうがいいと思います。
(今回NEXOを購入するにあたり「たとえ多少乗り心地が悪くてもTANNUSを我慢して乗ってたんだからある程度までは大丈夫でしょ」と思ってました。NEXOの思いがけない乗り心地の良さに小躍りしてます。)













