サプリメントに強い薬剤師、
サプリメントファーマシストのtelohan(てろはん)です。

旅行先から帰るバスの中です。
明日からの仕事モードへの切り替えが大変です。

トクホシリーズは次からにさせてください。

サプリメントの開発をしておりますので、
どうやってサプリメント開発するのか?
を今回は紹介したいと思います。

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前提として、サプリメント(健康食品)は
薬ではなく、食品として扱われます。

開発としては大きく2つ!

①素材としての開発
②製品としての開発

皆さんが手に取る商品(ここでは製品と呼びます)のパッケージ裏を見てみてください。

パッケージ裏の『原材料表示』のところに、
色んな成分が並んでいると思います。
この1つ1つが素材です。

素材を組み合わせて、
製品を作り上げていきます。

開発、と言っても、
素材なのか、製品なのか、
で全く異なります!!

①素材の開発
私は植物エキスに関しての開発をやっていたので、それを簡単に書きますね。

・効くかどうか。
何が?どうやって?

・安全かどうか。
副作用はない?

・安定かどうか。
成分は安定?

植物エキスの場合、単一成分ではないので、
何が効いているのか?を突き止めることが
1番難しいですね。
これを突き止めることが重要ですね。

開発の進め方としては、
試験管での試験→細胞での試験→
動物での試験→人間での試験(※1.)
ステップが進んでいきます。

これと同時に、
有効成分が壊れないか?を確認したり、
飲んで安全か?を動物実験で確認します。

実は、素材の開発は、
規模は小さいながら、
薬の作り方とおんなじなんですね。

薬に比べて、開発期間は短いし、
そこまでのお金もないのですが、、、

②製品の開発
①でできたら素材を組み合わせて、
1つのカタチにすると製品になります。

こうなると、開発といっても、
観点がガラリと変わります!

製品をたくさん買ってもらうためには、
製品を購入する消費者、
つまり、皆さんの意見が入ってくるからです。

ものづくりももちろんですが、
売るための戦略が製品開発の
かなりの割合を占めるのではないでしょうか。

・素材どうしを混ぜて安定か?
製品化で問題となるのが、素材の相性。
相性が悪いと、成分が壊れてしまったりします。
組み合わせる数が多いほど問題となりますね。

・どういう性状か?
味はおいしい?錠剤?粉末?カプセル(※2)?

・どういう戦略で売っていくか?
ターゲットはどういう人?どういうときに使う?

などなど、製品と素材では大きく開発が
ことなるのが分かっていただけたでしょうか?

まだまだ5年間のぺーぺーですが、
①から②まで一通り経験することができたのが、
私の非常に大きな財産となっています!

さて、本日もここまで読んでくださり、ありがとうございました!!

※1.
薬でもなかなか効果があるものが出ないヒト試験。
サプリメントの素材もこれで、かなり落ちます。
薬でも落ちるんだから、食品の素材だとそりゃ落ちますよね。

ちなみに、食品でも、
もちろん、ヒト試験は二重盲検試験をやりますよ。参加者数は少ないですけどね。

最近、小◯方さんの一件や、血圧の薬の一件などで、研究倫理が問われて、見直されました。
その時に、薬も食品も口に入るんだから一緒!
という強引なまとめ方をされてしまった為、
食品でも、試験は簡単にはできない状況です。
私もこれでホントに苦労しました笑

いくらなんでも、食品は違うだろう、と思ってしまうのですが、、、

※2.カプセルといっても、ソフトカプセルやハードカプセルなど色んな種類がありますし、それぞれ特徴が違ったりします。