中学校3年生の女の子のご両親からの依頼を受けて、家庭教育コンサルティングをさせていただきました。名前を伏せてのブログ公開のご承諾を頂きました。参考になれば幸いです。
■現状の問題点の把握
・中学2年生の秋から通ってきた塾の進路担当の先生が強引で、自分の望んでいる進路と違う方針を押し付けてきた。
・少人数制の授業だが、成績優秀者と一緒で理解できていないのに進んでしまう。
・校外での活動(習い事等)に理解を示さない塾担当。
▼その結果
・塾への信頼を失ってしまい、通う事が苦痛
・親としても、この塾に通わせる価値を感じなくなっている
・どちらかというと我慢するタイプの娘が、ここまで言うのは珍しい
■目標の確認
・都立の総合高校を希望
■25歳の自分が何をしていたいかを確認
・まだ、明確な物は決まっていない
○シンマからの情報提供
・将来の夢が明確に決まっていないのならば、様々な選択肢のある進学先が無難
・都立の総合高校の利点と弱点を伝える
利点 一般の高校では味わえない教科が設定されている
弱点 特色のある教科に関して、必ずしも専門の先生が教えているわけではない
受験教科へのウエイトが軽くなるので、大学の一般入試には個人の努力が必要
・大学の現状
・少子化の影響で、ブランド大学以外は軒並み入りやすくなっている
・生徒確保のために、ブランド校でも社会人を受け入れる学校が増えている
・就活現場での現状
・最終学歴が就活で役に立たないケースが増えている
・学生生活で何をしてきたか、それ以外で何をしてきたか が問われている
・受験は戦略が大事
・進路に責任を負う、学校の先生は卒業時に生徒の進路が未確定である事を避けたい
→確実に合格できる高校を確保したい
→先生が首を縦に振る志望校選びが重要
▼その対策として
・入試日程最後の都立が挑戦校ならば
・私立は通いやすく併願推薦の取れる学校を選ぶ
・併願確約ではない所ならば、もう一校実力で入れそうな所を選ぶ
・都立がNGだった場合には私立に行くことを明言する
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この数日後に、自分で探した別の塾に移り、努力を再開し始めたとのことでした。
小学生のお子様を持つお父様からのご相談です。
配慮を要する子が騒いだために、担任が指導をしようとしたところ
不可抗力で転倒をして怪我をしてしまいました。
(不可抗力であることは他の生徒が証人です)
学校は担任交代でことを収めようとしていますが
とても素敵な先生だけに残念でなりません。
何か良いお知恵はありませんか?
怪我の度合い、配慮を要する生徒の事情もあるので、うかつな発言は出来ませんので
「命に別状のない軽い打撲」
「特別支援学級に行くかどうかの境目にいる生徒」のA君
と仮定してお話を進めます。
私が、その状況の事態収拾をするならば、先ずは親の協力者を募り二手に分けます。
一組は学校への働きかけをするグループ、もう一組は、A君およびその保護者に働きかけるグループです。
怪我をしてしまった生徒に明日があるように、その担任の先生にも将来があります。
配慮を要する生徒を引き受け、さらには真剣に注意をしようとした結果の怪我にも関わらず、担任交代をさせられたのだとすると、熱い思いを持って扱いの難しい生徒を引き受けてくれる先生がいなくなってしまいます。
保護者の大半が、その先生に対して好意的であるようなので、
「学校と闘う姿勢ではなく、協力をしてこの事態を収拾したい」という姿勢を早めに伝えることが大切です。学校としても、それが分かれば、心強くその先の対応を進められますが、批判が集中する状況では、保身的な動きにならざる得なくなります。PTAの役員と相談をして、平和的な解決を探ることが大切でしょう。
とは言え、怪我をしてしまったのは事実です。A君やその家族の気持ちを受け止めることは、それにも増してとても重要になります。特別支援学級に行くか、それとも通常学級で授業を受けるかの境目にいる生徒の親は、大きな決断を強いられる心境になることがあります。
私は、特別支援学級の併設された学校で、通常学級と特別支援学級の両方同時期に授業を担当したことがあるのですが、子供本人が特別支援学級に行くことを希望しても、親の方が通常学級で学ばせることを強く希望するケースが結構ありました。最近でこそ、だいぶ薄らいではきてはいますが、偏見の目で特別支援学級に通う子のことを見る、生徒や親が少なからずいるからです。
私が、受け持ったのは中学生ですが、学年が上がれば大人の考えを理解し、ハンディーを抱える生徒に対してどう接したらよいかが分かってくるのですが、1年、2年のうちは幼稚な生徒が、そういう生徒をからかったりすることがありました。
1年の時には通常学級に所属したM君もその一人でした。なかなか同級生になじめず、休み時間の度に職員室に来て話の分かってくれる先生と話をして過ごしていました。特別支援学級にはM君のことを分かってくれる友達や先生もいました。
下校する方向が、私と一緒だったので、本人とは特別支援学級に移るという選択があることも伝えてはいました。理解者がいる学級への移動をM君も望んでいるようでしたが、なかなか親としては決断をすることが出来ませんでした。親の気持ちとしては、何とか通常学級でという思いが強かったのだと思います。
親の大英断で、2年生から特別支援学級に移ったのですが、彼はリーダー的な存在になりました。
通常クラスでは、授業が早すぎてノートをとることが間に合いませんでしたが、特別支援学級に移ってからは生き生きと授業に参加をしていました。手厚い指導体制と教科書に縛られすぎないカリキュラムのお蔭で彼は優等生になれたのです。
A君の親も、子供の学習環境にはとても敏感になっていると思います。特に怪我をしたとなると尚更です。「自分の子は、周りから認めてもらっていない」
「先生も分かってくれない」という風に自暴自棄になっているかもしれません。
だからこそ、クラスメイトの親のうちにでA君の親と本音でお話のできる人がいれば、その人が窓口となって、フォローをすることが必要なのです。
配慮を要する子が騒いだために、担任が指導をしようとしたところ
不可抗力で転倒をして怪我をしてしまいました。
(不可抗力であることは他の生徒が証人です)
学校は担任交代でことを収めようとしていますが
とても素敵な先生だけに残念でなりません。
何か良いお知恵はありませんか?
怪我の度合い、配慮を要する生徒の事情もあるので、うかつな発言は出来ませんので
「命に別状のない軽い打撲」
「特別支援学級に行くかどうかの境目にいる生徒」のA君
と仮定してお話を進めます。
私が、その状況の事態収拾をするならば、先ずは親の協力者を募り二手に分けます。
一組は学校への働きかけをするグループ、もう一組は、A君およびその保護者に働きかけるグループです。
怪我をしてしまった生徒に明日があるように、その担任の先生にも将来があります。
配慮を要する生徒を引き受け、さらには真剣に注意をしようとした結果の怪我にも関わらず、担任交代をさせられたのだとすると、熱い思いを持って扱いの難しい生徒を引き受けてくれる先生がいなくなってしまいます。
保護者の大半が、その先生に対して好意的であるようなので、
「学校と闘う姿勢ではなく、協力をしてこの事態を収拾したい」という姿勢を早めに伝えることが大切です。学校としても、それが分かれば、心強くその先の対応を進められますが、批判が集中する状況では、保身的な動きにならざる得なくなります。PTAの役員と相談をして、平和的な解決を探ることが大切でしょう。
とは言え、怪我をしてしまったのは事実です。A君やその家族の気持ちを受け止めることは、それにも増してとても重要になります。特別支援学級に行くか、それとも通常学級で授業を受けるかの境目にいる生徒の親は、大きな決断を強いられる心境になることがあります。
私は、特別支援学級の併設された学校で、通常学級と特別支援学級の両方同時期に授業を担当したことがあるのですが、子供本人が特別支援学級に行くことを希望しても、親の方が通常学級で学ばせることを強く希望するケースが結構ありました。最近でこそ、だいぶ薄らいではきてはいますが、偏見の目で特別支援学級に通う子のことを見る、生徒や親が少なからずいるからです。
私が、受け持ったのは中学生ですが、学年が上がれば大人の考えを理解し、ハンディーを抱える生徒に対してどう接したらよいかが分かってくるのですが、1年、2年のうちは幼稚な生徒が、そういう生徒をからかったりすることがありました。
1年の時には通常学級に所属したM君もその一人でした。なかなか同級生になじめず、休み時間の度に職員室に来て話の分かってくれる先生と話をして過ごしていました。特別支援学級にはM君のことを分かってくれる友達や先生もいました。
下校する方向が、私と一緒だったので、本人とは特別支援学級に移るという選択があることも伝えてはいました。理解者がいる学級への移動をM君も望んでいるようでしたが、なかなか親としては決断をすることが出来ませんでした。親の気持ちとしては、何とか通常学級でという思いが強かったのだと思います。
親の大英断で、2年生から特別支援学級に移ったのですが、彼はリーダー的な存在になりました。
通常クラスでは、授業が早すぎてノートをとることが間に合いませんでしたが、特別支援学級に移ってからは生き生きと授業に参加をしていました。手厚い指導体制と教科書に縛られすぎないカリキュラムのお蔭で彼は優等生になれたのです。
A君の親も、子供の学習環境にはとても敏感になっていると思います。特に怪我をしたとなると尚更です。「自分の子は、周りから認めてもらっていない」
「先生も分かってくれない」という風に自暴自棄になっているかもしれません。
だからこそ、クラスメイトの親のうちにでA君の親と本音でお話のできる人がいれば、その人が窓口となって、フォローをすることが必要なのです。
小学校の3年生頃から地元の公立小学校でいじめのターゲットになってしまったB雄。
手厚い指導で実績のある私立小学校への編入を希望して自力で挑戦したものの一度目は失敗。
二度目の挑戦の時に家庭教育支援の声が私にかかりました。
当初は、LD(学習障害)であるということまでは分かりませんでした。ただしあって直ぐに「落ち着きがないな」というのは分かりました。また、学習指導をしてみると、改行がなくギッチリと書くなどの異変にも気づきました。ただし、編入試験までの期間が迫っていたので、その部分にはあえて触れずに出来ることだけを考えました。
直接指導をする時には「面接での心構えとロールプレー」を中心にしました。教科指導は演習問題の指示をして、お母様と協力をして「毎日ノートチェックをする」という形にしました。お子様の性格にもよりますが、小学校の中学年ぐらいまでは親の言う事を比較的 素直に受け入れてくれる場合が多いので、学習のサポートを親にお願いすることもあります。
「2回目の挑戦」という熱意に加え、沢山の問題演習と面接ロールプレイが功を奏し編入試験に合格することができました。
私は彼の様なケースの場合、先生の入れ替わりの多い公立小中学校ではなく、彼の進学した私立学校に編入出来て本当に良かったと思っています。
手厚い指導で実績のある私立小学校への編入を希望して自力で挑戦したものの一度目は失敗。
二度目の挑戦の時に家庭教育支援の声が私にかかりました。
当初は、LD(学習障害)であるということまでは分かりませんでした。ただしあって直ぐに「落ち着きがないな」というのは分かりました。また、学習指導をしてみると、改行がなくギッチリと書くなどの異変にも気づきました。ただし、編入試験までの期間が迫っていたので、その部分にはあえて触れずに出来ることだけを考えました。
直接指導をする時には「面接での心構えとロールプレー」を中心にしました。教科指導は演習問題の指示をして、お母様と協力をして「毎日ノートチェックをする」という形にしました。お子様の性格にもよりますが、小学校の中学年ぐらいまでは親の言う事を比較的 素直に受け入れてくれる場合が多いので、学習のサポートを親にお願いすることもあります。
「2回目の挑戦」という熱意に加え、沢山の問題演習と面接ロールプレイが功を奏し編入試験に合格することができました。
私は彼の様なケースの場合、先生の入れ替わりの多い公立小中学校ではなく、彼の進学した私立学校に編入出来て本当に良かったと思っています。