dwarf planet :準惑星

 

「ドワーフ族(小人族)の惑星」だったら夢があるかも、なんですが、「準惑星」です。

 

準惑星に初めてリングを発見、太陽系外縁ハウメア」(National Geographic News 日本語)

 

(球体ではなく3軸不等楕円形なので、画がゆがんでいる訳ではありません。)

(Illusration by IAA-CSIC/UHU)

 

20世紀に教育を受けた方だと、学校では水星から冥王星までを「惑星」と呼び、加えて

asteroid beltには最大サイズの「小惑星ケレス」があると教わっていたはずです。

 

その後に海王星の軌道より外側で小惑星が見つかり、

2006年以降、それらの扱い方が改めて定義付けされ

冥王星やケレスの分類は「準惑星」となりました。

 

現在「準惑星」に分類されているのは以下の5つです。

 

Pluto :冥王星 Google Map

 

1930年に発見、2006年以降は「惑星」から「準惑星」に変更されています。

カリフォルニアのディズニーランドでは、「プルートが8人目のdwarf として

我々に加わるのであれば歓迎する」との声明を発表した様です。

ホルストの「惑星」が作曲された時点では、発見されていませんでした。

 

136199 Eris :エリス

(Illusration by CalTech/NASA)

 

2003年に撮影された画像から2005年に発見。

この発見が「惑星」と「準惑星」に分ける議論のきっかけになりました。

 

Ceres :ケレス Google Map

 

1801年に発見、1850年頃に「惑星」から「小惑星」に変更され、

さらに2006年以降は「準惑星」に変更されました。

 

136472 Makemake :マケマケ

(Photo by Princeton University/NASA)

 

2005年に発見、2008年に冥王星型天体と認められ、「準惑星」に分類されました。

発見されたのがイースターの直後だったので、イースター島の創造神の名前である

マケマケをもらっています。

 

136108 Haumea :ハウメア

(Illusration by NASA/NASA)

 

2003年に発見、2008年に冥王星型天体と認められ、「準惑星」に分類されました。

3軸不等楕円体形のNASAのイラストは、リングが発見される前に描かれたものです。

ハウメアの名称は、ハワイの豊饒の女神の名前をもらっています。

 

現在のところは以上の5つなのですが、準惑星候補の一覧に示されている様に、

今後の観測結果や定義変更の行方によっては、更に増える可能性があります。

 

こうして状況は変化しているものの、過去に送り出したPioneer plaqueには、

最下段の右側に、冥王星までの9つの惑星の存在が描かれています。

 

もっとも、それを受け取った相手が、理解できるかと言うと、微妙なんですけどね。

 

(以上)