USS Colorado SSN-788:電子光学式潜望鏡
バージニア級原子力潜水艦の15番艦 SSN-788 コロラドが、2018/03/17に就役しました。
この級は、民生品転用によるコスト削減策が考慮されており、今回はその一環として、
電子光学式潜望鏡の制御用にXBOX360のコントローラーが、初めて採用されました。
「Navy's new attack submarine named Colorado to join the fleet」(NavyTimes)
「Attack Submarine Colorado to Commission Saturday」(USNI News)
「ゲーム機「Xbox」利用の米原子力潜水艦が就役 潜望鏡の操作「使いやすい」」(産経)
就役式 (Steven Hoskins/NAVY) 部隊バッヂ (NAVY) "Terra Marique Indomita"
このクラスの特徴のひとつにphotonics mast(電子光学式潜望鏡)があります。
従来の潜望鏡と違い、光学系を構成するのではなく配線を通すだけになるので、
レイアウトの自由度が生まれます。また、暗視能力の付与も容易となります。
左:光学式の潜望鏡 (ARA San Juanと共に行方不明となったEliana María Krawczyk/ARA)
右:USS Coloradoの潜望鏡 (Steven Hoskins/NAVY)
画面が大きくて見やすくなっています。そして、今回話題になっているのは、
操作員の手元のコントローラーです。従来の同系艦のものと比べてみます。
SSN-778 (Jeremy Lambert/NAVY) SSN-788 (Steven Hoskins/NAVY)
右手が同じ格好をしている様にも見えます。これなら予備を用意すれば充分そうです。
「信頼性や耐久性が低いなら予備を用意すれば良い」という考え方は、中国製が多い
コンピュータ部品と共通しています。逆に、軍用に転用される恐れがある為に、「輸出を
規制する」対象が増えて行きそうな危惧もあります。(ECM対策についても不明瞭です。)
せっかくですから、公開されている写真をいくつか紹介しておきます。
操作卓 (M. Richardson/NAVY) 通路 (M. Richardson/NAVY)
放射能警告マークや巻き上げられた防護カーテンが、原子炉の存在を示唆しています。
セイル (M. Richardson/NAVY)
8本のマストのうち2本が潜望鏡用で、高解像度・高感度・赤外線の3種のカメラが使えます。
# 独特の潜望鏡用のマストヘッドは目立ちすぎる(機種が特定されてしまう)ので、
# デザイン変更を考えている様です。
# 日本のそうりゅう型潜水艦の場合は、光学式x1+非貫通式x1の併用になっています。
いちばん前に小型のレドームがありますが、しっかりRaymarineのロゴが見えています。
こうしてみると、民生品が使われている箇所が結構ありそうですね。
追記:
General Dynamics Electric Boatで作業中の上空からの写真(Google Map)
先頭部分の球状に見えるのは BQQ-10 球状アクティブ/パッシブソナーアレイで、
そのすぐ後ろの円筒形に見えるのが多目的バージニア搭載管(VPT)用のスペース、
SSN-788を含むブロックIIIでは、1筒あたり6機の BGM-109 タクティカル・トマホーク を
運用可能なVLSが2筒用意されています。(中身の筒が2本、手前に置かれています。)
(雑)
第一型潜水艦(ホランド級潜水艦)は、ここで建造されたものを分解して日本に運び、
横須賀海軍工廠で再組立てされたものです。
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(以上)
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