TIANGONG-1:天宫一号(そろそろ)

 

ESAが更新している大気圏再突入の予想日が1日になりました。

# 昨日までの分は「Heavenly Palace:天宫一号 予想更新(追記あり)」。

# 昨日までのデータだと2018/03/31から2018/04/01の間になっていました。

 

TIANGONG-1 REENTRY UPDATES」(ESA) でも、中国のほうでは少々ずれています。

MONITORING (ALMOST) COMPLETE」(ESA)Web上での最終更新。以降はリアルタイム。

天宫一号目标飞行器轨道状态公告(3月30日)」(中国载人航天)# 04/01日+-1日と表記

天宫一号目标飞行器轨道状态公告(3月31日)」(中国载人航天)# 04/02日+-1日と表記

天宫一号目标飞行器轨道状态公告(4月1日)」(中国载人航天)# 04/02日と表記

天宫一号目标飞行器再入大气层」(中国载人航天)# 再突入は南太平洋中部と表記

(03/31版)

(04/01版)

(最終更新版)

大気圏再突入の予想時間枠(確率60%)(ESA) 高度の変化(ESA)

 

何故「確率60%」なのかと言うと、おもに2つの理由があります。

 

参考:「WHY IT’S TOUGH TO PREDICT REENTRIES」(ESA) に動画と説明があります。

 

いまだに中国は「制御不能ではない」と主張していますが、Fraunhoferの動画にある様に

回転を続けており、しかもその回転速度がだんだん速くなっているのです。(制御不能?

 

もうひとつの理由は成層圏上方での大気の状態の変化で、太陽活動などによっても

変化してしまいますので、これも不確定要素になるのです。

 

なので、「プラスマイナス20%の誤差」はずっとついてまわる、という訳です。

 

とは言っても、あとはもう少し頻度を増した情報更新が必要となります。

 

一応、既知の軌道要素(Two-line orbital elements)から計算された軌道を地図上に展開

したものを表示してくれるサイトがありますので、そちらのほうがイメージをつかみやすい

という方もいらっしゃるかも知れません。

 

Heavens-Above 衛星の名前が判っていれば、他の衛星でも同様に表示できます。

1.と2.の2行、固定フォーマットの数字が並んでいるのが Two-line orbital elements です。

あくまでもこれを基に計算した結果を実時間に合わせて動画表示しているので、

制御されていて軌道が安定している場合」には、かなり正確に表示されています。

 

Satellite View 通常のページだけでなく、Tiangong-1の専用ページも用意されています。

こちらも同様の方式で表示していますが、Visorという機能でGoogle Mapとリンクして、

大体どのあたりにいるのかが、見つけやすくなっています。また、右下のあたりの

Local Configurationsのところに現在地の情報をセットすれば、時刻表示を現地時間に

変換してくれるのと併せて、相対的にどの方向にいるかを示してもくれます。

 

このページの下のほうには、2パターンの「予想時刻と予想地点」の図があります。

左:これは軌道要素から計算された結果で、砂漠地帯を示しています。

右:その15時間後に軌道要素が更新され、再計算した結果、

オーストラリアとニュージーランドの間の海上、と更新されました。

左:さらに更新された予想。日本時間で04/02 08:05頃、ブエノスアイレスの南東930Km辺りで

高度120Kmに到達、セントヘレナ島方向に。その40分前くらいに津軽海峡上空を通過します。

右:また更新されました。日本時間で04/02 09:40頃、リオデジャネイロの南東550Km辺りで

高度120Kmに到達、リベリア方向に。その50分前くらいに本州中部の上空を通過します。

直前ですが更新です。日本時間で04/02 09:25頃、太平洋南東部の周囲に何もない辺りで

高度120Kmに到達、パタゴニア方向に。その30分前くらいに本州中部の上空を通過します。

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もうひとつは、アメリカ戦略軍(USSTRATCOM)が公表した予想で、

以前の中国のコメントでは、太平洋の南部と言っていたのですが、

ひょっとしたら、これのことを言っていたのかも知れません。(謎)

左:こちらも更新された予想。日本時間で04/02 09:47頃、アセンション島の西1,000Km辺りで

高度120Kmに到達、リベリア方向に。その50分前くらいに本州中部の上空を通過します。

右:同じくさらに更新。日本時間で04/02 09:48頃、アセンション島の西550Km辺りで

高度120Kmに到達、リベリア方向に。その50分前くらいに本州中部の上空を通過します。

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Tiangong Reentry (YouTube) AerospaceCorpVideos の動画 高度約120Kmから開始

この動画にある様に、破片は大体幅70Km、長さ2,000Kmに分散して燃えて行きます。

燃え残りが出たとしてもせいぜい10%、8.5tですから850Kg程度(軽自動車1台分)です。

 

いずれにしても、大体あと1日です。そして、仮に燃え残りが出たとしても、

(中国のことですし)、ヘリコプターの墜落と比べれば「大したことはない」

と思っているのかも知れません。

 

(以上)

 

 

 

# きょうはBlue Moonです。

今井美樹 Blue Moon Blue Re-mix (YouTube) 

作詞:岩里祐穂 作曲:上田知華 編曲:久石譲

 

 

 

 

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