下のプログラムでは、Cass_test型のインスタンスを配列により複数用意している。そして、それらの各インスタンスではradius(半径)、ference(円周)といった２つのint型のデータを中心に扱っていることがわかる。このように、複数のデータを配列という形でまとめて管理することでプログラミングの効率を上げることができる。
イメージはC言語の「構造体とポインタの応用」である。javaでは「インスタンスの配列管理」がその代わりになると理解するとよい。
public class Class_test {
private int radius=0;
private int ference=0;
public Class_test(int r) {
radius=r;
ference = r * 2 * 3;
}
void display(){
System.out.println("半径" + radius + "の円です。円周は" + ference + "です。");
}
public static void main(String[] args) {
Class_test[] r = new Class_test[10];
for(int i=0;i<10;i++){
r[i]=new Class_test(i+1);
}
for(int i=0;i<10;i++){
r[i].display();
}
}
}