『エスカレーターを逆走しない』第134回 Weekly Coaching Webinar
エスカレーターを逆走しない。
おいおい、前回のちゃぶ台返しかよ。
はい、そうです(笑)。
前回とは視点を変えて同じ話しを再度してみたいと思います。
上の階から下りてくる下りのエスカレーターを想像してみてください。
自分のいる階が現状です。
上の階がゴールです。
ゴール到達への歩みとは、
その、ゴールと現状とをつないでいる下りのエスカレーターを逆走していくようなものです。
止まっていたらもとに戻ります。
歩いていたら、進みません。
走ってようやく、上に行かれます。
そんなお話しを前回させてもらいました。
ここで、視点を変えたいと思います。
改めて考えてみてください。
何でわざわざ下りのエスカレーターを逆走するんでしょう?
いやいや、それはあんたがそう言ったからでしょ!
そんな声が聞こえてきそうですが、めげずにいきます(笑)。
下りのエスカレーターに対する見方を今回は少し変えてみたいと思います。
見え方・感じ方がどう変わるか体感してみてください。
前回、
下りのエスカレーターは時間の流れを表していると言いました。
もちろん、あくまで喩えとしてですけども。
今回は、
このエスカレーターの動きを別のものに喩えてみたいと思います。
では、
何に喩えるか。
恒常性維持機能(ホメオスタシス)です。
下りのエスカレーターは、
あなたのマインドが持っている恒常性維持機能(ホメオスタシス)を表していると考えてみてください。
恒常性維持機能(ホメオスタシス)って何ですか?
ざっくり言えば、自然にもとに戻ろうとする生来の作用のことです。
あなたにとっての
普通
あたりまえ
いつもどおり
そういったところに自然と戻ろうとする作用のことです。
なぜそうなるの?
安心安全でいるためです。
慣れ親しんだところは安全です。
リラックスでき、安心して素のままの自分でいられます。
それに対して、
慣れ親しんでいないところでは緊張します。安心できません。
ドキドキして不安です。リラックスしていられません。
何が起きるかわからない。
予測できない。
安全とは感じられません。
緊張して普段どおりにしゃべれない。
頭の中が真っ白になって言いたいことが飛んでしまう。
そんな事が起こります。
つまり、慣れ親しんでいない場所は、安心安全ではないのです。
マインドは、そういう場所がイヤなのです。
安心安全でリラックスできる慣れ親しんだ場所に戻ろうとします。
この心理的な自律作用がエスカレーターとして表現されています。
そんなふうに今回は考えてみましょう。
あなたがゴールを設定したとします。
上の階に上がると決めました。
今いる階から思いっきり歩幅を広げてエスカレーターのなるべく先の方に文字通り跳び乗ります。
遠くまで跳べた、と喜んでいても、
そのあとエスカレーターの上で動かずにいれば、
あなたはエスカレーターに運ばれてそのままもといた階に降りてきます。
エスカレーターは下りなんですから。
マインドは慣れ親しんだ場所に戻ろうとするのです。
状況は前回と同じです。
エスカレーターの上で立ち止まっていたら、もといた階に戻されるだけです。
止まっていたら、元通りです。
エスカレーターの上をたとえ歩いていても、
エスカレーターと同じ速度であったなら結局先には進みません。
自分は歩いているつもりでも、そして実際に歩いていても、同じところにとどまり続けるのです。
現状維持です。
歩いてようやく現状維持なのです。
進歩したければ、成長したければ、エスカレーターよりも速く歩くことです。なんなら、走ることです。
走ってようやく成長・進歩なのです。
だから、
がんばれ! と励まされます。
気合を入れろ! と鼓舞されます。
上に行くには努力と根性が必要です。
気合と体力が必要です。
「這い上がる」なんていう言い方をされたりもします。
これが世間で一般的なパラダイムです。
これが通常のやり方です。
でもこれ、不自然だと思いませんか。
なんでわざわざ下りのエスカレーターを好き好んで上がろうとするんでしょう?
上りのエスカレーターに乗ればいいだけじゃないですか?
ということなんです。
発想を転換しませんか?
エスカレーターは
あなたのマインドにある恒常性維持機能(ホメオスタシス)を表していると言いました。
マインドは慣れ親しんだ場所に戻ろうとします。
そして何も工夫をしなければ、
そこで言う「慣れ親しんだ場所」というのは、今までいた場所です。
現状です。
今までどおりです。
いつものパターンです。
前例踏襲です。
それが慣れ親しんだ場所の正体です。
でも、僕は
「何も工夫をしなければ」と言いました。
そうです。何か工夫をすればよいのです。
工夫をして慣れ親しんだ場所を変えましょう。
今までいた場所
いつものパターン
ではなく
これから行きたい場所
これからにふさわしい新しいパターン
それを慣れ親しんだ場所にするのです。
マインドは無自覚に慣れ親しんだ場所に戻ろうとします。
具体的にそこがどこであるかは関係ありません。
マインドがそこを慣れ親しんだ場所であると判断する限り、
マインドはそこに戻ろうとします。
今までいた場所ではなく
これから行きたい場所を慣れ親しんだ場所にしましょう。
いつものパターンではなく
これからにふさわしい新しいパターン
を慣れ親しんだ場所にしましょう。
今いる階ではなく
上の階を慣れ親しんだ場所にしましょう。
すると何が起きるか。
マインドは慣れ親しんだ場所に無自覚に戻ろうとします。
上の階が慣れ親しんだ場所であれば、
上の階に戻ろうとするのです。
つまり、
エスカレーターの動きが上りに切り替わるということです。
努力と根性で下りのエスカレーターを逆走していくのもひとつのやり方です。
否定はしません。
でも、
エスカレーターの動きそのものを上りに切り替えることができるのだ
その方法はあるのだということは
知っておいて損はないと思います。
詳しいことを知りたい方は、
ぜひこちらからまずは体験コーチングをお申し込みください♪
では!